読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ブログ作成ボタンを押しちゃった

マニアックなオッサンのブログ

あるバイト

どうも、ガンダムのオッサンです。

 

学生がアルバイトでお金を稼ぐ... これは今も昔も変わりません。

稼いだお金の使い道は人それぞれで趣味に使う人もいれば家庭の事情といった様々な理由がありますが、私の高校生時代はバブル景気でしたので高校生が出来るバイトは今より種類も求人も多かったんだと思います。

加えてその時代の日本はアナログな社会だったのでバイトも会社も緩々な側面がありました。

そんな高校生時代のバイトで思い出に残る...イヤ、一生思い出として残るであろうバイト体験を書いてみます。

コンプライアンス?なにそれ?

現在でも未成年が働いてはいけない事をしりつつも雇ってしまう雇用主が捕まってニュースになったりすることがしばしばあります。

ただ私の時代は少し事情が違っており、比較的大きな企業でもコンプライアンスが適当でした。

それが末端の会社ともなればコンプライアンスなんてもんは社長の心境で変化する世界であり、社会経験の乏しい高校生だった私はいいようにこきつかわれました。

 

んで、私が行った人生で初のバイトは小さな正方形だけどデザインが施されたコンクリ塊を作ったり積み上げたりトラックに乗せたりするバイト。

このコンクリ塊は10cmぐらいの四方で、当時も今も何に使うものであるか不明です。

この小さな塊は単体ではそれほど重くなかったように記憶しており、誰でも出来る仕事なんですけど物凄い数なんです。

なので手や腕がやられちゃうという過酷なバイト、時給は全然覚えていません。多分800円ぐらいだったはず。

 

また高校生が操作して良い筈のないフォークリフトの操作も少し行っていて、その時の社長は「敷地内だから大丈夫だからwww」みたいな事を言っていたように思います。

そもそもフォークリフトの操作を高校生に教えて活用すんなよって話ですよね。

 

このバイトは腕と手がボロボロになったので3ヶ月ぐらいでバックレしたように記憶しています。

 

新聞とか本とか作る会社

巨大すぎる印刷機がある倉庫みたいな会社。

社名も完璧に忘れていますが、きっと大きな会社だったはずです。

 

ここでの仕事は印刷物をフォークリフトのパレットに乗せる仕事やPPバンドで色々なものを縛る縛る仕事です。

 

ここは時給がメチャクチャ良くて決めたようなバイトで、確か1500円ぐらい貰っていたと思います。

体力的にもキツイバイトですが、巨大な印刷機ってのはとても危険なものであるという事から高時給なんだよ~ みたいな話だったと思います。

 

私はここで高校生バイトで骨を埋めるつもりでしたが、半年ぐらいで突然辞めさせられました。

理由は全然分かりませんでしたが、辞めるときにバイト代とは別に5万ぐらい頂いたのがとても嬉しかった!

もしかして印刷工場で高校生バイトが何らかの法に触れていたのかも?なんて思います。

 

年齢を偽ったバイト

どうしても新車の250ccバイクが欲しくて建設現場で日払いのバイトに手を出しました。

これは今でも完全に覚えているバイト、ある大企業の大きな施設の建設現場です。

 

高校生バイトでは時給の良いものもあるのですが、バブル景気のバイト情報誌にはとても刺激的な日給のバイトが数多く存在しました。

そんな中、日給15000円~20000円クラスの日払いバイトは高校生は当然のように不可。

やはり高校生バイトとは問い合わせの電話で「高校生でも大丈夫ですか?」の一言が必要であり、私はそのような建設系日払いバイトに電話しまくった結果、年齢を偽れば良いという結論に達した私はどうかしていました。

 

このバイトはですね、一旦新宿のどっかのビルにある会社に集合するのです。

 

そこから現場へ向かうわけなんですが、この現場が遠いんですよ。

バイトリーダー一名と、日払いで集まった人間が10人ぐらいで電車に乗り込み、一時間ぐらいかけて現場の最寄り駅へ向かいます。

そこから更にバスに乗り込み現場まで行く... 新宿から片道で1時間半~2時間もかかるという現場でした。

 

何も知らない私は初日に普段着、他の方は作業着... 物凄く場違い感があり、しかも高校生である事はバレていたんでしょう。

でもそのような事を一切口にしない特殊な雰囲気で仕事が始まります。

 

激重の袋を頂上まで運ぶ

建設中のビル的な建物はとても危険な場所です。

まだ鉄骨の骨組みしかない建物の外側につけられた簡易的な階段や通路がメイン通路であり、そこを激重の袋を持って登れ、帰りはパイプとかゴミを持って下れという過酷&危険な仕事でした。

 

こんなもんを連続的に行うのは元気のある高校生でも不可能であり、仲間も物凄くダラダラと作業を行います、何というか

「一人が頑張ってどうにかなるレベルではない」

といった諦めと、

「出来るだけ疲れないように作業するぜ!」

といったサボリの感情が混ぜ合わさったような独特の雰囲気です。

 

時間が過ぎるのもとても長く、帰りも電車で二時間、いやまてよ、そこから自宅まで....と考えれば絶望しかありません。

昼飯も「どっかで勝手に食え」状態、そして基本的には皆無言。

仕事が終わると新宿のビルに帰り、バイト代2万を貰うために列に並ぶ。

この列は他の現場から帰ってきた人たちで皆顔は死んでいます。

そんな会話の無いバイト仲間はお金を貰った瞬間に無言で消えてゆくような状態。

 

夏休みにこのバイトを入れて稼ぎまくるつもりでしたが、10日ぐらいで辞めたように記憶しています...というのもある出来事をきっかけにバックレました。

 

事故が起きる寸前

3回ぐらい現場に行けばもうベテランです。

私がやっていた日払いの現場作業とは一度しか顔を合わせることが無い人は当然で、一日で辞めるならまだ良いほうです。

お昼でバックレ、一時間でバックレ、強烈なやつだと出発前の新宿駅でバックレです。

ただ今になって思えば当日に遠い現場の場所を知らされて、しかも電車で向かう事を知った時点でのバックレは正しい判断と言えます。

現場についてしまったらそれなりの交通費を払ってしまっているので負けなんだと思う。

しかも交通費は一週間とかで清算だったような気がする...

 

そんな過酷なバイトでイキのいい若者と八王子の現場で知り合いました。

(以下イキ彼)

 

イキ彼は私が所属した日雇い会社とは違う会社から派遣されたグループでしたが普段着だったので新人だったのでしょう。

当日の彼は屋上的な場所でひたすらゴミを集める係り、そのイキ彼がトンでもない事をしでかしたのです。しかしこれは彼一人の責任ではなく、クレーンの人が悪い。

 

私のグループがダラダラとパイプやゴミを危険な階段で行き来しているのが非効率と考えたのでしょう。

クレーンで下ろせば早く終わる、特にパイプはまとめて縛って下ろせば大丈夫だし、クレーンの操作をした事があるみたいな感じでクレーンにパイプをまとめるのを手伝え、そのほうがお前らも楽だろ?

みたいな感じだったように覚えています。

 

このような状況、オッサンになった今考えれば現場の責任者の指示に従うことぐらい分かるのですが、リーダーを含めた全員が何も考えずに作業をしていたので頭も心も放心状態でいました。

 

きっとイキ彼がクレーンの人に命令されたんだろうな、そして私のグループがパイプを集めて縛るのを手伝えばいいんだな...ぐらいの感覚でグループに「縛りましょうか...」みたいな指示というか会話みたいなアヤフヤなリーダー。

 

イキ彼はまるで現場を仕切っているかのような態度... 

コレ、物凄く危険です。

 

イキ彼はクレーンの操作は実際にした事があるのでしょう、クレーンの人と一緒に操作、縛ったパイプをクレーンでおろしました。

 

しかし途中でパイプがズレ落ちたのか、クレーン操作が雑だったのか分かりませんが、あと少しの時点ででパイプが分散して地面にガシャンです。

 

下に人が居なかった事で事故にはなりませんでしたが、よく考えれば下に人がいてクレーンの人と無線で話しながらやるべきだし、人がいないって事は彼とクレーンの人が勝手にやった事じゃねぇか....

 

このガシャンが起きた直後に下に人がわらわらと集まり、偉そうなオッサンが激怒な顔でクレーンの人に詰め寄って今日の作業は強制終了、あんたらの責任じゃないから金は払うみたいな事を言ってたような気がします。

 

私はその日の日給を貰ってバックレました。

 

ちなみにリーダーがいるとはいってもですね、リーダーだから偉いという訳では全然なくて、単純に現場の場所を知っているだけ。

その人に付いていけば現場に付くというだけ... 

私も2回ぐらいリーダーやりました。

 

 

最後に

他にも色々なバイトに手を出しましたが、他はホワイトなバイトばかりなので割愛します。

 

今の時代は私の時代のようなアナログでいい加減なバイトが求人雑誌に載るとこは少ないと思います。

だからと言って自分が募集するバイトの内容ぐらいは事前にネット情報収集ぐらいはすべきです。

私のように一旦たがが外れたバイトをしてしまうと、その先にあるのは時給最優先でバイト内容など知ったことじゃない世界への抵抗が少なくなる可能性が高いのです。

 

危険な思考、とくに高校生が考えるべきでないバイト思考は、

「なんだバイトでこんなに稼げるじゃねえか」

です。

私は高校時代に全く勉強を行わず、遊びとバイトに明け暮れたために学校生活が疎かになって出席日数もギリギリ、常に留年するかも&退学するかもリストの常連でした。

それでもなんとか卒業させてもらったのは運もあるし、ある先生が私から没収するAVのおかげだったのかもしれません。

 

このような高校生活をおくる人間はけっこういたはずと考えており、時代が変わったとは言え様々な事情でバイトを行わなければならない高校生や高校に行ってない未成年もいるとは思います。

 

そこで間違えてはいけないんだろうな... とオッサンになって感じる事がバイト思考。

「なんだバイトでこんなに稼げるじゃねえか」は若くて体が動ける時しか通用しない思考だと思うのです。

 

じゃあそんな思考のままズルズルと歳を重ねてしまった場合はどうすんだよ...ってな状態は、私の経験だと独立するしかないと考えていますし、もし就職できればラッキーだと思う。

 

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。