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オッサンの実力を教えてやるぜ!

大丈夫だから!

どうも、ガンダムのオッサンです。

 

「大丈夫だから」って言葉、基本的に相手を安心させるために使う言葉ってのは常識なんだけど全然大丈夫じゃないのに「大丈夫だから」を使う人っていますよね。

 

それも普通に「大丈夫だから」ならまだマシなような気もするんだけど「大丈夫だから!」になるとコレはもう全然大丈夫じゃないような気がしてならないです。

 

そんな強く大丈夫だから!を言われた経験ってありませんか?

ヘル夫30歳「大丈夫だから!」

ヘル夫は大きくも無く小さくもない中堅企業の部長。

強引な営業手腕で若くして部長のポストをゲットしたヘル夫、その強引な性格ゆえ彼は社内で嫌われつつも数字を持ってる男として上役からの信頼は厚い。

 

ヘル夫には家庭がある。

彼はサラリーマン3年目に結婚、新卒で入ってきた女子を一カ月で寿退社に追い込むという内定を出した役員に恨まれそうな行為をやってのけた男だ。

それでもヘル夫が会社でデカイ顔をしていられるのは数字を持ってる、持ってくる男だからだ。

 

ヘル夫は仕事は出来る、ヘル夫が辞めたらとても困る、ヘル夫は将来会社を背負う男...

それは取引先からも聞く話、ヘル夫の意見に釘をさせるのは今や社長でも難しいほど彼の権力と影響力は強かった。

 

強い性欲

ヘル夫の性欲は強い。

強いだけなら妻が大変なだけな話、だがヘル夫は週1回は風俗に通っている。

行く場所はもっぱら西川口だ、いくら部長といえど妻子のある身で頻繁に風俗はいけない。安く回数をこなすには西川口がもってこいだ。

 

そんなヘルシーの話を会社で大声で自慢すヘル夫にはみな吐き気がしていたが聞くしかしない。

ヘル夫が自慢する話はもっぱら決まっている。

「やっちゃったw」

そんな事を自慢する時点で程度が低いとも言える、だがしかしヘル夫がどうやって頻繁に美味しい思いをしているのか...イヤイヤ聞きながらもそのテクニックに興味を示す男性社員も多かった。

 

大丈夫だから!

ヘル夫のテクニックを簡単に言ってしまえば「大丈夫だから!」の一言につきる。

彼はヘルシーで禁止されている行為を大丈夫だから!をしつこく言うことによって回数をこなしていたのだ。

そんな事をすれば嬢から嫌われて当然、実際にヘル夫様々な店から出入り禁止にされてしまい事実上街から追い出された形になった。

 

 

会社で自慢話をするヘル夫、しかし実のところヘルシーでの成功体験はそれほど多くない。

会社では話を盛って自慢しているが、実際は10回に1回出来るかどうかのレベル、具体的に言えば三カ月に一回... それでもヘル夫は成功体験が忘れられずに通い続けていた。

そして街から追い出されるヘル夫...

その強い性欲は自分では解消できないぐらいにまで膨れ上がっていた。

彼は妻を強引に自分のものしたかのように再び新入社員に目を付けた。

 

何が大丈夫なんだ!

ヘル夫の口説き文句は一つしかない。

「大丈夫だから!」

打率は悪い、しかし過去全てこれで通してきたし、それで結婚もできた。

 

そんなヘル夫は新入女子社員を打ち合わせと称して安い居酒屋に呼び出した。

安い飲み放題の店で女を口説くとはいかにもヘル夫らしい、彼はそういう男だ。

 

 

「何が大丈夫なんですか!」

新入女子社員がヘル夫に吠えた。

そりゃそうだ、いくらヘル夫が大丈夫、大丈夫だから!と言っても向かおうとしている先はホテルだ、どう考えても大丈夫なわけがないし、明らかに大丈夫ではない事をしようとしている。

 

それでもヘル夫は食い下がった。

「大丈夫!何にもしないから絶対大丈夫!」

 ヘル夫にはコレしかなかった、これこそがヘル夫の持つ最大の武器、唯一の武器、ヘル夫は自分を信じて大丈夫だから!を呪文のように念じ続けた。

 

「何が大丈夫なんだ!このエロオヤジ!」

 

沢山の人に見られた。

沢山の人に必殺技を否定する瞬間を見られた。

まだホテル街は数分先の繁華街でヘル夫は新入女子社員に怒鳴られ、そして全否定された。

 

ヘル夫の中で何かが崩れた。

ヘル夫は繁華街のど真ん中で一人泣き崩れ、気が付いたときには小便を漏らして見るも無残な汚らしいオッサンに成り果てた。

 

 

翌日ヘル夫は会社に辞表を出した。

部下や同僚は驚き、思ってもいないのにヘル夫の今後を心配して今後を聞いたりもしたがヘル夫の口から出てくる言葉は一つだけだった。

 

「大丈夫だから...」

 

 

 

またしても突然に短編小説が書きたくなってしまい、どうしても我慢が出来なくなったので書いてしまいました。

これから真面目に仕事をします。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます!