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オッサンの実力を教えてやるぜ!

ムスカ論「大佐と呼ばれて。」

どうも、ガンダムのオッサンです。

突然に短編創作自叙伝みたいなものが書きたくなったので書きます。

ココからの記事の内容は全て私が勝手に考えたフィクションであり、読んで気分を悪くし方がいたらゴメンナサイ。

あと無駄に長いです。

子供のころから目が悪かった僕

僕の名前はムスカ。

世界を支配したと言われる王家の末裔とお婆ちゃんに聞かされて育ったけど僕の少年時代にあまり良い思い出はない。

 

自分でいうのもなんだけど僕は学生時代に全く勉強をしていない。

お婆ちゃんはしつこいほどに「古文書を読め、お前は王になる男」だと毎日うるさく言っていたけど僕は古文書なんか読みたくなかったし王になんか興味はなかった。

 

それよりも好きだったのが漫画だ。

好きな漫画はドラエモン、何度も何度も読み返しているうちに視力が悪くなってしまった。

それでも僕は漫画のなかに出てくるしずかちゃんが大好き、だから将来しずかちゃんと結婚が確約されているのび太を心底憎んでいた。

 

そんな僕はジャイアンとスネヲがのび太を虐めるシーンをみるとスッキリ... 僕はこんな学生時代を過ごしたせいもあってか性格もナメクジのように歪みまくってしまったのかもしれない。

 

高校を卒業するころ僕の視力は裸眼で0.1以下と言われた時は視力が弱いのび太と自分が似ている事実に気が付く。

でも僕にはしずかちゃんのような子はいなかった。

 

この時ばかりはドラエモンのような万能ロボットを所有しながらしずかちゃんもいるのび太が本当にムカついたので沢山の漫画を崖の上からゴミのように投げ捨てたりもした。

あの時、なぜか僕の心は踊っていた。

 

大学デビューをする僕

それまで心の支えだった漫画を投げ捨てた僕、大きなきっかけは友達だと思っていたジャイアンとスネヲが映画になるとヒーローになるのが耐えられなかったのもある。

 

この時の僕は自分をナメクジのような性格だと分かっていつつもそれを変えられない自分にイラついいたのか、偶然にも小さなダンゴ虫を虐めまくるという生涯にわたる趣味を見つけた。

 

ダンゴ虫はイイ、やつらは飛ばない。

でも飛ぶ虫、お前はダメだ。

僕の身体能力では飛ぶ虫を虐めることが出来ない。

 

そんな僕も大学に合格する事が出来た。

大して勉強もしない、運動も苦手。

でも射撃の腕前だけは良かったのが救いだった。

僕は射撃の腕を買われて軍系の大学に入学した。

 

ナメクジのような僕が大学のキャンバスで見たのはリア充と呼ばれる同世代の楽しそうな光景だ、僕にはそれが耐え難い空間であり常に目線を泳がせていたのだと思う。

 そんなある時リア充で彼女が5人ぐらいいる野郎から言われたことは今でも覚えている。

 

「ムスカって目がいつもキョドってるよねwマジうけるw」

 

この時のリア充は後に僕の部下になるのだけど僕はコイツから学んだ事が沢山ある。

それはサングラスをかければキョドりはバレない...だ。

それにサングラスをかければリア充のコイツのように彼女が出来るかもしれない、僕はそれまでの眼鏡を投げ捨て、度付のサングラスに変えた。

 

ついでに服装も普段着からスーツに変えて特殊な能力を持ちそうで頭の良さそうな大学生を演じた。

それを見たリア充は僕の事をムスカさんと呼ぶように変わったんだ。

僕はこの時に人は見た目と話方で決まるという大事なことも学んだ。僕はインテリのムスカを通り名にして大学生活を楽しんだつもりだ。

 

政府の特務機関に就職

インテリのムスカと呼ばれるも実際の僕は勉強も出来ないし運動神経もダメ、得意なことは射撃の腕前だけ....と昔から全く変わっていない。

大嫌いなのび太も射撃の腕前だけは良かったのも僕のコンプレックスの一つだ。

 

そんな僕でも冷静な雰囲気がするインテリを演じ続けたのが良かったのだろう、政府の特務機関に内定を貰った時はお婆ちゃんが泣いて喜んだのを覚えている。

僕としては政府の職員になったから将来的にも安定してしずかちゃんみたいなお嫁さんを見つけてなんて青写真を描いていたのだけれどお婆ちゃんは違った。

 

「ムスカ、あんたぁラピュタにいぎなさい」

「立場を利用して王になるのじゃ」

 

お婆ちゃんは僕にそう言い残してこの世を去った。

 

遺産と呼べるものは殆どなかったけど「ムスカ王へ」と書かれた木箱に入った古文書がお婆ちゃんが僕に託したものだ。

古文書はお婆ちゃんがページをめくる時につばをつけていたので唾液の香りがとてもキツイ。

悶絶しかけた異臭を放つ古文書を押し入れに入れたまま数年放置した。

 

空からロボット兵が落ちてきた

古文書やラピュタのことなどすっかり忘れて政府職員として安定した生活をしていた僕、休日はダンゴ虫を虐めて飛ぶ虫から逃げるという他人からみたら不可解な趣味に没頭していた。

今やってる人生をかけた大きな仕事が終わったら虫イジメのブログでも作ってみようかと密かに計画中だ。

 

そんなある時、朝出勤すると上層部が空からロボットが落ちてきた!と騒ぎ立てていた。

どうせどっかの飛行船がロボットを落としたんだろう...と思っていた僕だけど落下したのはある農家の畑。

そしてこの農家には可愛らしい女の子が居るのを僕は知っていた。

 

当時...いや今の僕も女性経験はないのだが農家の女の子はしずかちゃんに似ていたんだ。僕は仕事中も調査と称して農家のお風呂をよく調べに行っていた事実はここだけの秘密だ。

 

これはそれまでのストーカーじみた陰湿な調査ではなく大っぴらに農家の調査ができるチャンスだった。

僕は興奮が表情に出ないよう細心の注意を払いつつ空から落下したロボットの調査員をかってでた。

 

しずかちゃんの彼氏

ロボットが落下した農家に調査と称して大量のカメラを設置する僕、狙いは勿論ふろ場だ。

「一応念の為」という事でしずかちゃんの部屋にもカメラを設置...のつもりが彼女の部屋で僕はみてはいけない物を見てしまったのだ。

 

彼女の部屋には彼氏とおぼしき写真が飾ってあり、とても仲の良さそうな写真ばかりだった。あろうことかディズニーランドに毎年いってるのも分かったし僕が一度も行った事がないユニバーサルスタジオにも行ってる。

それまでカメラを設置しておかずにするというナメクジのような僕の心がざわつき始めた。

 

彼氏とユニバーサルスタジオに行くという事は泊まり....

そんな彼氏の写真は僕が大っ嫌いなのび太みたいな顔....

 

僕の中で何かが壊れた瞬間だった。

 政府に就職してからかけることのなかった度付サングラス、僕はそれを再びかけるやいなや、しずかちゃんの部屋をメチャメチャに破壊した。

 

そして高圧的な態度で農家のオヤジにロボットは回収する、ロボットから有害な成分が出ている可能性があるので家は燃やす、畑も使えなくするという何の根拠もない極悪非道なことを政府職員の権限で勝手に行った。

完全に越権行為なのは分かっていた、でもあの何かが壊れた瞬間があったからこそ今の僕がある、それは唯一僕が自信を持って言えることだ。

 

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始末書が大ヒット

いくら政府職員だからといっても勝手な行動が許されるはずもない、当然始末書を書くハメになる。しかも始末書の内容いかんによって僕はクビになる可能性もあった、いやどう考えてもクビいなる未来しか見えない。

僕はとても焦った。

 

自宅謹慎中に仕上げなければならない始末書、期間は3日しかない。

そんな時に押し入れからお婆ちゃんの声が聞こえたんだ。

「ムスカ、ムスカよ、オババの大事なムスカよ...」

全く覚えてないけど多分そんな感じだったと思う。

 

これはきっとお婆ちゃんが僕を助けてくれているに違いない、絶対にそうだ!と思った僕は押し入れの中から古文書を取りだす。

相変わらず古文書はお婆ちゃんの乾いた唾液で異臭を放っていたので鼻をつまんで口呼吸しながら詳しく読んでみたんだ。

 

幼少期ぶりに見る古文書...

そこに書かれていたのはラピュタの事ばかりだ。

何となく内容を覚えていたのでパラパラと臭い古文書をめくっているとラピュタのロボット兵についての記述がある... そう、空から落下してきたアレのことだ。

 

それまでラピュタなんかあるわけない、あれはおとぎ話の世界...しかし古文書にはしっかりとロボット兵のことが書いてある。王族が命令を下すと動くとも書いてある。

 

ここで僕は壮大なストーリーをでっちあげて落下してきたロボットとラピュタの関係を始末書という名の論文にして書きまくった。

ラピュタの科学力は現人類の科学力を遥かに超えており、天空から落下したロボットはラピュタの科学力を示すものである。

この件は我が政府及び国家の科学力を飛躍的に伸ばす為に必要な事項であるので政府の一部の人間のみ知っていれば良いと判断。

よって第一発見者及びその家族の口封じとロボット兵落下の事実を隠蔽するために越権的な行為を行った。

ラピュタの科学力を私なりに分析するとその科学力を解明し...

 こんな感じの始末書論文を書き上げた僕は直属の上司を勝手に飛び越えて提出したんだ。

 

僕はクビになりたくなかった。

政府職員という安定した身分は絶対に手放したくない、あの時はその一心で必死だった。

 

そんな僕の書いた出鱈目な始末書論文は政府高官の目にとまり、あれよあれよという間に国家元首までもがGoサインを出す一大プロジェクトになった。

大ヒットを出した始末書... 僕は自分の出鱈目創作という負い目を感じつつもプロジェクトラピュタの責任者に抜擢、直属の上司を一気に抜き去ったのだ。

 

僕にとってのラピュタは半信半疑な存在、むしろ古文書が放つ強烈な異臭のイメージのほうが強い。

だかしかし、古文書に書かれていたロボットの落下はまぎれもない事実。

 

僕としてはこれいじょうロボットが落ちて来るとは思えなかったのでラピュタプロジェクトの責任者という立場を利用して情報を小出しにする、

それを長く、できれば20年ぐらい続けてプロジェクト予算を獲得し続ける。

下請け業者からキックバックを貰ってウハウハの生活を密かに計画していたんだ、この時までは。

 

シータに恋をした

どうせラピュタプロジェクトはすぐに進まない..たかをくくっていた僕の前に一人の女の子が現れた。

彼女の名前はシータ、あろうことか彼女もラピュタ王族の末裔だった。

そんな彼女を僕の前に連れてきたのは大学時代の僕にサングラスを教えたリア充だった。アイツもまた僕と同じく政府の職員になっていたんだ。

 

「飛行石」という石がラピュタプロジェクトの鍵になる...僕は政府高官を前に自信満々に語ったのが原因だったと今になって思う。

 

飛行石の存在は古文書に書かれていたがどうせ見つかりっこないと思っていたからこそプロジェクトの鍵とプレゼンしたというのにこんなにも簡単に見つかってしまうとは...あの時ばかりは本当に驚いたし、僕以外の人間はみんな優秀なんだなとも思った。

 

しかもシータはめちゃくちゃカワイイのである。

僕は飛行石とラピュタについてシータを尋問するように見せかけて内心は彼女をガン見していた。

 

でも僕は女性の扱いに慣れていないから好きなのにシータを虐めてしまったりもした。

...もうこの際はっきりしておこう、僕は成熟した女性は苦手である。

 

僕はシータを飛空船に閉じ込めて尋問しながらその実「このままラピュタなんか見つからなければいい」そんな風に思っていた。

それは僕の歪んだ愛情なのかもしれない。

僕はシータにナメクジな恋をしていたんだ。

しかしこの頃から大佐と呼ばれはじめる僕....

 

大佐といった立場上、シータを特別扱いすることは出来ない、むしろ今以上に厳しい態度で接っして僕の密かな恋心がバレないようにしなければならなかった。

今でこそ言える、僕にとって「大佐」と呼ばれるのは少し荷が重かった。

 

それでも僕はシータとの関係を続ける為に理想の大佐を演じていたのかもしれない。

僕の恋を邪魔するパズー

僕が好きになる女の子には必ず恋人がいた。

それは今回も同じだった。

僕はシータに嫌われたくなかったので「パズーという彼氏が実は悪い男で裏切者」ということをシータに吹き込んで一旦はアイツを追っ払ったんだ。

パズーには金貨も渡したよ。

それは僕が貰った大切な夏のボーナスだったけどアイツがシータの前に現れないようになると思えば安い買い物だ。

 

...だのに、

それなのにアイツは再び帰ってきた。

しかも今度は空賊を引き連れて僕のシータを奪いにきたんだ、こんなのは絶対に許されない。

僕の大切なボーナスを与えたというのにそれでもまだ足りないというのか!

貴様は僕からどれほどの物を奪えば気がすむのだ!

 

 

こうなったらシータもろとも彼氏も吹き飛ばしてしまえ....

僕は自分の立場を利用して全てを無かった事にしようと飛空艇から艦砲射撃を命じたんだ。シータを失うのはとても辛い、でも彼氏に連れ去られて幸せになるのだけは絶対に許せない。

....この時ほど自分の中に悪魔を感じたことはなかった。

 

でも、

それでもアイツはシータを奪って行った。

僕はアイツだけは許さない。

 

大佐から王になろうと思う

僕は今、最後の日記をゴリアテの中で書いている。

ゴリアテはお婆ちゃんが想像も出来ないような巨大空中戦艦だ、僕はそんな戦艦の中で執務室を持つほどまでに階級を上げた大佐にまでなった。

それもお婆ちゃんのおかげだと思っている。

 

途中シータをさらった空賊ババアの船も捕まえた。

ババアの船にシータとアイツが居ると思ってたけど二人とも居なかったよ....でもいる場所は分かっている、それは僕がこれから向かう場所だ。

 

正直言って僕みたいなナメクジ野郎がここまで来れたのは奇跡に近いと思っている。

そんな僕でも王の末裔なんだ、きっとここから先も出来るような気がする。

 

ああ、分かっている、ここから先が本当の勝負なのは鈍感なナメクジにだって分かっているよ。

もうお婆ちゃんが助けてくれないことだって分かっている、ココから先は自分の力で人生を切り開いていかなきゃならない。

 

今、僕の手には飛行石と古文書がある。

お婆ちゃんの唾液臭が凄かった古文書、それも今となっては僕の唾液臭が強烈な匂いを放つようにまで成長したよ、やっぱり僕はお婆ちゃんの孫だ。

 

そして、ラピュタ...

お婆ちゃんがしつこいぐらいに僕に語ったラピュタ...

それは今目の前にある。

僕がやるべき事、僕がこの世に生まれた理由、その全ての答えが手の届くところにある。 

 

僕は....

 

僕は王になろうと思う。

王になればシータの気持ちだって変わるかもしれない。

僕が僕であるために、僕はラピュタに来た、今になってハッキリ分かったよ。

僕はここから変わる、変わってやる。

だから...

 

お婆ちゃん、見ててください、僕がラピュタの王になる姿を。

 

「大佐と呼ばれて。」完

 

最後まで読んで頂き本当にありがとうございました。

ココに書かれている内容は完全に私の妄想ですので本気にしないでください。