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オッサンの実力を教えてやるぜ!

おみくじとワイシャツと私

どうも、ガンダムのオッサンです。

 

何だかんだ言って毎年おみくじを引いてる私、昨年は確か大吉を引いて占い的なやつはメチャメチャ良かったように書いてあった記憶があるのだけど現実は会社がピンチな状態になりつつもギリで踏ん張って年を越した感じです。

 

それで今年のおみくじ内容はすっかり忘れてしまったけど確か中吉だったような気がする... いや、小吉だったのかもしれない。

11日ほど前にことだってのに自分のおみくじランクを忘れてしまうとは老化現象が始まっているのでしょう、全然思い出せないから中吉ってことで良しとする。

おみくじを引く夜

私が新年のおみくじを引くのは昔から決まっていて新年になってから一時間以内。

これは超金持ちだった爺ちゃんが親族一同を指定の神社に新年から一時間後...つまり深夜1:00に親族一同を召喚するワガママな謎ルールに起因しています。

 

この謎ルールは私が生まれる前から存在していたようでして都内に住む親族は何があっても強制参加、車が無い家庭はタクシーで来なければならない、勿論往復のタクシー代は爺ちゃんが出してやるというシステム。

 

地方の親族はAM1:00の召喚を免除されつつも1月3日までには絶対に爺ちゃん家に行かなければならないというルールもありました。

 

そうして指定された神社で親戚一同がAM:100に集まりあけましておめでとうございますの契りを交わすのです。

そのようなAM1:00の強制参加初詣は赤ん坊だろうが高齢だろうが関係なし、何があっても絶対に参加しなければ許されない親族の掟でした。

 

爺ちゃんが亡くなってから10年は経っているような気がするけど今も私はこの掟を守り続けています。

そして新年のおみくじを引く瞬間もこの時。

一回100円は数十年前から変わっていません。

 

AM1:00にスーツを着ていた爺ちゃん

強制参加のAM1:00初詣、爺ちゃんは必ずスーツを着ていました。

そのスーツは毎年暮れに新調するものらしくてどんな店で買ってるのかしらないけど紫系のスーツばかりでした。

今でも覚えているのは私の青春時代、バブル期の爺ちゃんスーツ.... 少しラメが入っているような感じの紫スーツが焚き木の明かりでキラキラ光る、それはただでさえ怪しい紫ジジイをより怪しくさせていました。

 

そんな爺ちゃんのスーツのポケットには結構な金額の万札が入っておりまして自分の子供(5人ぐらいいて私の親や叔父叔母連中)に10万とか20万とか渡していました。勿論だけど深夜1:00過ぎの話です。

 

そんな爺ちゃんも神社のお祓いみたいなヤツが始まると紫ジャケットを脱ぎ捨ててワイシャツになり、額に神社系のハチマキみたいな物を巻き付けて沢山の呪文が書かれた羽織ものをカッコよく着ながら呪文のようなものを唱え始めます。

 

そのようなワイシャツ+ハチマキ+呪文羽織なオッサン連中は総勢30~50といったところでしょうか、爺ちゃんは中心人物でして大人数で超真剣に呪文を唱える姿はとてもカッコよかったのです。

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おみくじタイム

ワイシャツハチマキオッサン連中の「神を召喚」とも呼べる大呪文が始まると子供たちはおみくじタイムに突入します。

ここでも私のイトコ連中の最年長から順番におみくじを引いてゆくという掟があり、かつ引いたおみくじはその場で全員に見せなればならないシステムもありました。

これには理由がありまして

 「大吉を引いたものには爺ちゃんから現金で1000円とか貰えるシステム」

だったのでみなが大吉を狙うのは言わずもがな、

小学校高学年にもなって来ると「二度引き」という技を覚えたり高校生のイトコが引いた大吉を譲ってもらうという腹黒いおみくじ取引にも手を染めてしまいました。

 

もっと腹黒いヤツは結び付けられた他人の大吉おみくじを引っぺがして自分のものにするという新年早々罰当りすぎる行為をおこなうものも。

 

小学生時代のおみくじは私にとってお年玉より先に頂ける現金掴みどりみたいなものだったのかも知れません。

 

今もその神社でおみくじを引く私

爺ちゃんが亡くなってからは親族の掟縛りもなくなり、ついでに相続争いも勃発したので件の神社に初詣、しかもAM1:00に行く必要がなくなった私。

でも今も変わらず同じ神社に同じ時間に行き続けています。

 

そして昔と変わらずおみくじを引き続けて「大吉がでないかなぁ...!」と少年時代の記憶を辿ったりしていると相続争いで交流がなくなったイトコがおみくじを引いていたりしてお互いに気マズイ雰囲気になったりすることも数年に一度あります。

 

件の神社....かつてはAM1:00にかなりの盛り上がりがあり、ワイシャツとハチマキと呪文羽織のオッサン連中と家族と子供でごったがえしていたというのにここ数年はとても閑散としておりまして暖かい焚き木の「良い場所取り」も無くなっていつでも焚き木で暖をとれる状態となってしまいました。

 

もう私が見たあの光景は見ることが無いのでしょう。

それでも私は来年も同じ神社にAM1:00に行き、おみくじを引き続けるのだと思う。

 

どうでも良い話を最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。