どうも、ガンダムのオッサンです。
以前に水着メーカーに少し首を突っ込んだ事がありまして「水着ってのは儲かるんだなぁ」なんて思っていたけど結局倒産しちゃった会社があるジャブローなひととき、水着ってのは季節商売で粗利が凄いんだけど厳しい業界なんでしょう。
そんな水着メーカー(女性もの)について私の記憶を少々...
製造原価数百円
私が知った部分だけの話なので違う部分もあるとは思いますが、水着の製造原価って数百円程度との事。
でもそれは製造原価であって商品を運ぶ運賃だったりタグを付けたり袋に入れたりパットを付けたりするので実際には数百円ではすまない... しかし水着屋さんが言うにはブランドの水着も安い水着も製造原価はたいして変わんないってな話です。
じゃあ何か違うのか?って聞かれれば、高い水着は究極的にはブランド代が大半を占めている... ライセンス料が高いから販売価格が上がってしまうってな理由。
じゃあライセンス料のかからない水着は?ってなると、そっちのほうは粗利が凄い。
一年分を稼ぐ
水着は基本的に季節商売、ゴーグルを付けて泳ぐような水泳用の水着は年間を通して... って事なんだけど水泳用の水着はスポーツメーカーの扱いになるってな構造で、海水浴的なファッション水着は何だかんだ言ってもの季節商売になるし、売れる期間は限られているってな話です。
ともなれば水着が売れる期間で一年分の食いッぷちを稼ぐ必要があるってな理由から粗利率を高くしなければやっていけない、でも販売価格を上げると売れなくなる。
結果的に粗利を減らして価格を抑えて頑張っているうちに倒産しちゃったってな会社がありました。
自社ビルと大手量販店
大手量販店の仕入れメーカーに対する付き合い方ってのは昔から言われているエグい部分がありますよね。
最初はwin-winな関係っぽい感じでメーカーも業績を伸ばしていって人員を増やしたり設備投資したりで順調になっていった頃に大手量販店が取引条件やらを変えてくる、
大手量販店にどっぷりと浸かったしまったメーカーは条件を呑むしかない...
もう10年近く前のことですがある水着メーカーもこんな流れでキツクなりました。
まあ私からみると大手量販店との取引内容が厳しくなったってのもあるでしょうが、立派な自社ビル兼倉庫の借金ってほうが大きかったのではないだろうかと思ってます。
だって自社ビルに倉庫や出荷といった全ての機能を集約させているのにも関わらず余ってるフロアが4つぐらいありましたもん。あれを貸し出していれば少しは違ったのではないか?なんて偉そうな事をいって申し訳ありません。
冬場やることが無い営業マン
ファッション水着の営業マンは冬場に営業マンとしてやる事がありませんでした。
じゃあ何をするの?ってなると返品された水着の整理をしたりしながら遊んでいる。
基本的には倉庫フロアで整理をするフリをしながら遊ぶってな世界。
それじゃマズイってな事で冬の商売も考えて色々とやったらしいけど全部失敗、結局はじっとしているのが一番良いってな結論でした。
この会社の社長さんは冬場になると一日中会社で気絶していたようです。
水着を切る
水着を着るじゃないくて「切る」です。
この話はしても良いのか悪いのか判断が付かないのでボカして書きますが、返品されて行き場のない水着ってやつにハサミを入れて傷物にする、その写真を撮る。でも... ってな世界があるってな話です。
この業界に詳しい人なら知ってる話なんでしょう、私はそこまで詳しくない。
ちなみに女性物の水着を男性営業マンが着る遊びってやつは定番らしいし、在庫に載らない水着をヘルシーな店のヘルシーな人にプレゼントしたりして...ってのも日常的に行なわれていたようです。
粗利率が高い業界
私の知ってる物販系の粗利率が高い業界ってのはファッション水着だけ、世の中にはもっと沢山の粗利率が高い物販系の業界があるでしょう。
んで、今度はネットの話。
このブログ作成ボタンを押しちゃったブログは現在月の収益が8000円ぐらいあります。
内容的にはアドセンスとかA8とか楽天でしてアマゾンはやっていません....というよりアマゾンは昔に激しく怒られたので一生できないかもしれません。
そんな月8000円ってヤツの原価って言えばはてなブログpro代とドメイン代だけ。
月にすれば700円ぐらい、記事は外注ではなく全て自分で書いているので0円、ブログの記事にする為にお金を使ったってのはありません。
あくまで自分が欲しいもの、趣味の範囲で手にしたモノをついでにブログ記事にしちゃってる感じです。
あとは自分がキーボードを叩く時間をどのように計算するかでしょう。
その時間を仕事って言っちゃえば時給はヤバイ金額だし、趣味って言っちゃえば0円だし... 専業ならその辺も考慮して効率的に活動するんでしょうね、私としては0円計算です。
こんな風に考えると、普通に仕事をしつつブログの収益があるって事はもの凄い粗利率のように思えます。
人件費0円と考えられる状態は最強
フリーランスだったり外注したり人を雇ってメディア運営をされている方ってのはどうしたって経費の部分を考えざるを得ないんだと思います。
それが趣味ベースの運営となれば人件費の部分って0円じゃないですか、だって趣味なんだもん。
そんな趣味の状態で月に20万とか30万稼げるってなれば最強としか思えません。
まあ個人の媒体における広告収入を粗利率とかで計算するとおかしな事になっちゃうのは分かっているんですけどね....
だって何も仕入れてないもんwww
でも単純に支払った金額と得た金額の差を粗利っぽく見えてしまうからブログで稼ぐ!とかの考え方や記事が発生しまくってしまうようにも思ってます。
それとも、副業っぽい考え方のほうが近いのでしょうかね。
私としては独自ドメイン移行後4カ月ぐらいで月一万円ぐらいになったので満足というかゲームのクリアみたいな感じ、ここから更に伸ばす事を考えるとPVやらアフィやらを考えまくる事になるのでオピニオン系の記事が減っちゃいそう...
まあ今のままのスタンスで続けます。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。