ヴェポライザー「フェニックス」は2019年5月にグレードアップモデルの新型「フェニックスプラス」が発売されました。
第4の加熱式電子タバコとして注目されるヴェポライザー、基本的な喫煙方法はコンビニ等で買える紙巻タバコを1/4程度にカットしての使用によりタバコ代が1/4に節約可能な喫煙具になります。
それとは別にシャグと呼ばれる手巻き専用のたばこ葉による喫煙も可能となっており、喫煙の味、質、キック感(スロートキック)の面においてはシャグのほうが圧倒的に上なのです。
WEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)は熱した空気をたばこ葉に通して喫煙するコンベクション式のヴェポライザー、シャグはコスパ面でも紙巻タバコや加熱式電子タバコのアイコス・グローより優れているたばこ葉、WEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)を購入してシャグを使わない...はあまりにも勿体ない使用方法です。
※未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。
シャグとは?
手巻き専用のたばこ葉、通常の紙巻タバコと違い自分でたばこ葉を紙で巻いて喫煙するための物です。
通常の紙巻タバコのように箱入りではありません。
中はこのような感じ
たばこ葉がそのまま詰まっている状態でこれを千切っての使用になります。
WEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)では千切ったシャグを加熱チャンバー室に入れての喫煙、もちろん通常の紙巻タバコ同様にキック感がきちんとあります。
一回で使用するシャグの量にもよりますが、ヴェポライザーでシャグを使う場合はシャグの袋一つでタバコ4箱分ぐらいに相当、この時点でかなりタバコ代が節約できます。
シャグをWEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)で吸う
別売りのWEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)専用スペーサーを使ってシャグを詰める方法と本体に直接シャグを詰める方法があります。
まずはスペーサーを使ってシャグを吸ってみましょう。
こちらが今回使用するチェ・シャグと専用スペーサー
このスペーサーにシャグを詰めます(誰でも出来る簡単作業)
WEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)スターターキットに付属のピンセットを使用してシャグを扱っていますがこれはブログ記事を書くにあたっての撮影用...
実際は指でシャグをつまんでいます(笑
スペーサーにシャグを詰めたら本体にセットして喫煙開始
喫煙方法は紙巻タバコ1/4カットによる使用と全く同じです。
吸い終わったシャグがこちら
※使用直後のスペーサーは激熱なので絶対に手で触ってはいけません。
この使用済みのシャグをもう一度使ってみましたがキック感スカスカで全く意味のないものでした。
スペーサー使用は自宅でシャグを詰めて外での喫煙用がメインと言っても過言ではありません。
これはシャグ詰め作業を人前でやりにくいから...というのが一番の理由、タバコ葉をヴェポライザーに詰めるだけの作業とはいってもヴェポライザーはアイコス・グローといった加熱式電子タバコのようにまだまだ認知度が低い喫煙具です。
なにも悪いことでは無いのですが「葉を弄って機械に詰めて吸っている行為」そのものがどうしても怪しいことをしているように見られてしまうのです。
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WEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)本体に直接シャグを入れる
ではシャグを直接WEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)の本体加熱チャンバー質に入れてみましょう。
ぎゅうぎゅうに突っ込む必要はありません。
ただ、シャグを多く詰めたほうがキック感をの回数が若干多い場合があります(この辺は設定温度や湿度によって変化すると思われる)
後はマグネットキャップをはめて加熱、喫煙。
使用済みのシャグ吸い殻がこちら
見た目にはもう一度吸えそうな感じがありますね...という事でシャグを捨てずにもう一度加熱して喫煙を何回も試してみたところキック感がある場合と無い場合があります。
ヴェポライザーでシャグによる喫煙の場合は2セット(一回使用したシャグを捨てずにそのままもう一度喫煙してしまう)の喫煙をする場合が多いのですが、コンベクション式のWEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)は2セット目が安定しません。
ではコンダクション式(葉を直接加熱する方式)のシーベイパー(C-VAPOR3.0)はどうか?となるとシャグを少し多く詰め込むことにより2セット目もキック感が味わえたりします。
場合によっては3セット目も...
シャグによる喫煙でシーベイパー3.0で2セット3セットと考えるとシーベイパーのほうがお得のようにも思えますが一回分のシャグ使用料はフェニックスのほうが少なめです。
また味やキック感や質で言えばフェニックスのほうが上、この辺の判断がヴェポライザー初心者には難しいところでしょう。
これについては別記事で詳しく解説します。
過熱チャンバー質が汚れないので確実なシャグポン
「シャグポン」とは使用済みのシャグを本体から排出する時に本体を逆さにしてポンっと使用済シャグが塊となって出てくるという仕様
フェニックス本体を逆さにしてトントンと本体を叩くと使用済のシャグがこのように滑り落ちてきます。
ばらしてみると...
多少焦げたような雰囲気になっています。
この少し焦げた使用済のシャグをもう一度フェニックス本体に詰めて喫煙してもやっぱりキック感のバラつきがかなりありました...まあお勧め出来ません。
シャグによるWEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)のキック感回数
さてシャグによる喫煙、重要なことは味、質、そして何より気になるのが吸いこみ時に喉で感じる刺激「キック感(スロートキック)」の回数でしょう。
このキック感回数が加熱式電子タバコ機器を評価するうえでの重要なポイントになります。
通常の紙巻タバコに火をつけてのキック回数...例えばマルボロ赤であれば6回~9回、これも風等の喫煙環境などにより回数が違い現実的には7回ぐらいが限界です。
もし紙巻タバコに火をつけて喫煙のキック感回数について疑問の方がいればご自身の紙巻タバコで数えてみてください。
ロングタイプの紙巻タバコでも10回吸いは難しいはずです。
ではWEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)をシャグで喫煙した場合...
最小で11回、最大で15回のキック感が得られました。
これはシャグを詰める量や設定温度によっても変わるでしょう、それでも10回以上が確定している...この意味は非常に大きいものがあります。
では同じ会社の扱うシーベイパー(C-VAPOR3.0)のシャグによるキック感の回数は?となると10回は確定、しかし15回はさすがに無理(2セット目のカウントはなし)
一見すると一度使用したシャグをもう一度加熱して2セット目も行けてしまうシーベイパーのほうが節約感がありますね、しかしコンベクション式のフェニックスのほうが味、キック感、キック感の強さ、煙の質等で全てが上だと感じています。
つまりヴェポライザーでシャグをうまく味わいたいのであればWEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)をお勧めします。
タバコ代の節約面を考えるとシーベイパーのほうが有利、しかしシャグ一袋...例えば今回使用しているチェ・シャグ(値上がりする)が550円、そしてチェ・シャグ一袋をヴェポライザーで喫煙の場合、
「シャグ一袋=タバコ4~5箱」
ぐらいの使用量になるのです。つまりシャグ使用であっても圧倒的にコスパが良い、正しくタバコ代1/4です。
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第4の加熱式電子タバコと呼ばれるヴェポライザー、その中でも売れ筋商品のWEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)をシャグで使用する方法及び使用感について詳しく解説しました。
WEECKE Fenix (ウィーキー フェニックス)の購入を検討されている方、既に購入した方の参考になれば幸いです。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。