どうも、ガンダムのオッサンです。
はてなブロガーオフ会関連の記事が何とも言えない空気に包まれているような午後、加えて同じくはてなブロガーのhagexさんが刺されてお亡くなりになってしまったといったニュースが飛び込んできた深夜....
という事で私の過去ネットオフ会で感じた気持ちを少々書いてみようと思います。
私の基本姿勢はオフ会の主催者が一番の功績者であり、後で主催者が批判されるような事は見ていて我慢がなりません。
「よしオフ会を開こう!」
と考え、下調べをし、仲間を募り、実行した主催者の心臓バクバク感はやった事がある人しか分からない人生経験の一つ、そこには皆に楽しんでもらおう...といった気持ちが必ずあっての行為だと思っています。
過去のネットワークな人間関係
オッサンの私はですね、インターネットが普及する前のパソコン通信時代からネットワークの人間関係にのめり込んできた人間です。
当時はそれこそオタクな文化とオタクな人間と今でいうオタサーの姫な状態が基本にあるネットワークな人間関係、私はスト2にのめり込んでいた人間なのでゲーセン関連がパソコン通信への入り口だったと振り返っています。
その後の私は所謂ヤリチンになってしまい、20代の前半はヤルことしか考えていなかったような人間、頻繁に西川口に出入りするようになったのもこの頃です。
そして20代の中盤ぐらいからでしょうか、今度は別の趣味をベースとしたインターネットの世界にのめり込むようになり、そこから再びネットワークな人間関係の世界に足を踏み入れた形になります。
その別な趣味のインターネット人間関係から足を洗ったのが30代中盤ぐらい、その趣味の世界で名を響かせたこともあってか私の中で燃焼しきった状態になったので足を洗って若い世代やまだまだ燃焼したい人にその座を受け渡したような形で終わりました。
そして今現在の私は再びネットワークの人間関係に突っ込んでいる状態になる。
そう、ココはてなブログにおいて「ブロガー」というネットワークな人間関係の世界にどっぷりと身を置いています。
- ゲームのネットワーク
- 趣味のネットワーク
- ブロガーのネットワーク
この流れで私は生きてきている、そして今のブロガーネットワークは私の年齢的、持病的に考えても最後のネットワークな人間関係の場になるでしょう、それもあってか私はブログ遺書なるものを用意して常に予約投稿状態にしてあります。
これは自分の死後について、そしてリアルでの死後とネットワーク上でのガンダムーンの死後について考え、そしてブログ遺書の予約投稿日を更新し続けている私の素直な気持ちを書いた記事です。
hagexさんがお亡くなりになったというニュース、しかし彼はブログの中ではまだ生きている....これが私の考え方。
30代中盤、趣味インターネットの世界でオフ会を主催しまくっていた
30代中盤頃の私は個人HPで趣味についてひたすら更新、掲示板を設けてそれはそれは楽しい日々を過ごしておりました。
最終的にその趣味の世界でそれなりの知名度にまで上りつめ、私を慕ってくれるような人も現れたりとネットワークな人間関係は良好、いつしか私主催のオフ会を月一で行うまでに成長。
その頃にはかつて趣味ジャンルの大御所と言われる存在とも親しくなり、合同オフ会のような状態にまで発展、私も大御所の一人としてその地位を満喫していた時代があります。
そんな頻繁に行われるオフ会、参加人数は少ない時で二人でラーメン食べてコンビニ前でダベって終了、多いときで20人規模で深夜まで...です。
オフ会を開催する時、主催者として考えるのはまず規模... まあ参加人数のことです。
そこから場所や時間帯、参加希望者がこれそうな時間帯、オフ会の場を乱す可能性がある参加者に対してはなるべく主催者の自分が隣に居る形にするように心がける、
中には気に入らないと考えている参加者同士もいるのは分かっていますが、それは事前に主催者として「喧嘩なし」「揉め事なし」のアナウンスを出し、それに反した参加者はその場で退場。
そのジャッジは主催者本人である私が自らその場で行う...ってなやり方でした。
というのも少しマニアックな趣味ジャンルのオフ会とはですね、本当に色々な方が訪れるのです。
それこそ医者、警察官、ブルーワーカー、フリーター、社長、ファミリー、ヤンキー、恐らく反社、趣味が本業、雑誌の取材... 年齢もバラバラ、収入もバラバラ。でも趣味にかける気持ちやお金は人一倍強いやつらの集まりなわけです。
オフ会でなければ顔を合わせることが無かった人間たち、それが私の主催するオフ会に参加して顔を合わせる、大自慢大会、ちょっとした悩み相談.... 共通点は趣味についてのみ。
そのようなバラエティーにとんだ参加者にいう事を聞かせる存在とは主催者だけ、そして主催者は神、主催者が「それやめて」といったらそれは絶対。
そして参加者とは社会的立場や年齢関係なしに主催者を慕っている集まりなので主催者のいう事「だけ」は聞きますし守ります。
そこを破ってしまうと主催者の趣味コミュニテーから弾き出されることが分かっているから、オフ会に参加できなくなってしまうから.... ってそうなんです、
私も初めから大御所ではなく、ぺーぺーの新人として大御所の趣味HPの掲示板でコミュケーションを取り、オフ会に顔を出し、自分のHPを作り、睡眠時間を大幅に削って大御所たちの良い部分をマネし、今度は自分が主催する側(わりと担ぎ上げられていた感じ)になり、ネットワークを使った趣味の世界でそれなりの立場と発言力を持つようになりました。
だからオフ会の主催者の気持ちは良く分かる。
常に回りに注意をはらい、何かことが起きたら真っ先に自分が割って入る、とくにオフ会が始まってから一時間以内は本当に注意が必要。
- ボッチになっている参加者はいないか?
- 古株が隅っこで固まって変なオーラをだしていないか?
- 新人が緊張しまくっていないか?
主催者としては参加して頂いた方全員に平等に楽しんでもらいたいのです。
それを可能とするのは主催者本人、規模が大きいオフ会の場合は主催者の右腕左腕、場の盛り上げ役、細かい状況を主催者に耳打ちしてくれる存在... 実際口には出さずともこのような事までをも考えるのがオフ会の主催者。
そして参加者も主催者のそのような心情をなんとなく分かるからこそオフ会の主催者と他参加者を褒めたたえるのは当たり前の行為... 私の時代はこうでした。
それを後で掲示板でネチネチとオフ会に対する不満を書くような参加者はせっかく皆で作った楽しい空間を台無しにする存在として相手にされなくなる。
しかしそんな相手にされなくなった人をもコミュニティーの中に戻す、居場所を作る、何ならサシでのオフ会を開いて評価を上げるように行うのも主催者だったりする... これが良いのか悪いのか不明だけど私はそうやっていました。
これを人気とりと評価する人もいるでしょう。
私が主催者でオフ会をやりまくっていた時にもそんな声はありましたし批判されたこともあります。
でも主催者としてはそんな評価をされる人に対しても、その方が参加していなくてもオフ会に参加した人と同じように接していました。
こんな風に書くと「オフ会の主催者は大変...!」なんて思ってしまうでしょうね。
でも大変でもいいのです、だって好きでやってるんだもん。
私はオフ会主催者を尊敬しますし、
褒めますし、
他の参加者もベタ褒めしますよ。
今の私が主催でオープンなオフ会を開くことは無い
では現在はてなブログでギャーギャーと下品で下らないことを書きまくっている私、ブログ等で場所日時を公表してオフ会を開催するかどうか?と聞かれればNOになります。
はてなブロガーといった一つのくくりは同じでもですね、やはりオピニオンな記事を書かれる方を集めてしまう、それを自分一人で管理(ココ重要)出来る気がしません。
やるのであればひっそりと、クローズドに軽い気持ちで飲みに行こうよ!ぐらいの感覚でないと難しい... それが今の私の限界。
いやね、こんな記事を書きながらいうのもなんだけど心霊スポットオフ会とかやりたいのですよ。
でも心霊スポットに行く時間を考えると深夜、それで私が車を出して心霊スポットオフ後に参加者全員を送り届けるのは問題ないけどそれだっとやっぱり匿名で内緒でやってるブロガーさんの自宅付近が他参加者に知れてしまうといったハードルが上がってしまうのです。
じゃあ直接心霊スポット集合...ってのも乱暴だし、深夜にならない時間帯での心霊スポット探検オフ会をやったとして、その後駅まで車で送ったとしてもですよ、オフ会で初めて会った人の車に乗るって怖いと思うのです。
だってちゃんとした心霊スポットって車でいくような場所ばっかりなんですもん。
という事で今の私にはオフ会を開く能力はない...これもまた私の現実です。
「オフ会楽しかった~!」は主催者への敬意の現れ
ネットの集まり、はてなブロガーの集まりなオフ会、そのオフレポ記事の基本姿勢とは「楽しかった」「また集まりたい」だと思っています。
その先にある参加者が心の奥で感じたことがオフレポとは多少違っていたとしても、それを記事にするのはやめようぜ...と私は考えています。
そんな心の奥の気持ちを出したいなら、正しくクローズドなオフでやったほうが良いと思う。
それが主催者に対する敬意、そして「オフ楽しかった~!」も主催者への敬意、これがなければオフ会主催者が救われません。
少々攻撃的な記事を書いてしました。
そして私の主張する方向性の行きつく先はおそらく「なれ合い」と呼ばれる世界でしょう。
でもね、そんな「なれ合い」と呼ばれる世界はですね、そんなに簡単に出来るもんじゃないんだぞ!と最後に言いたい。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。