どうも、ガンダムのオッサンです。
私が今後シェアが伸びまくると予測しているスマホ決済サービス「Pay Pay」
担当営業マンと話をした結果Pay Payに対する色々な疑問が疑問が解けました。
Pay Pay導入を検討する事業者が気になるポイントはPay Payの収益構造の部分でしょう、とくに3年間決済手数料0%の部分とPay Pay利用者がお支払い情報の登録でクレジットカードを選択した場合にどうなるのか?についてになります。
その他は「Pay Payって安全なの?」といった単純な疑問。
Pay Payの営業マンについても色々と分かった事があり、ヤフーとソフトバンクの本気...というよりも孫さんの本気が感じられるだけにPay Payが日本のスマホ決済サービスのシュアとして伸びまくるといった予測がより強いものとなりました。
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QRコードによるスマホ決済は他にもある、しかも他社が先行している状況においてなぜpay payが伸びると予測を固めたのか、そしてPay Pay導入の事業者のメリットも含めての考察記事になります。
PayPay株式会社はヤフーとソフトバンクの合弁会社
スマホ決済サービスのPayPayは新しいサービス、とはいっても店舗等に設置されたQRコードを利用者がスマホで読みこみその場で決済になるので既に同じサービスが存在します。
しかもPayPayとは2018年6月15日に設立された会社となれば不安な要素を感じる人も多いはずです。そもそもPayPayといった名前を聞いたことがないし...といった不安もあるはず。
しかしPayPayとはヤフーとソフトバンクの合弁会社であって超大企業がバックについている会社なのです。PayPayは公式サイトを見てもソフトバンクとヤフーを全面に押し出していないからこのような不安が出るわけでして何故ヤフー・ソフトバンクを全面に押し出さないのだろうか?といった疑問もあります。
きっとしっかりとした戦略をもって全面に押し出さないのでしょう、シェアの獲得数やタイミングを見計らってテレビCMやネット広告で露出してくるでしょう。
何といっても決済サービスですからね、事業者側からするとバックに巨大企業がついているってのはとても安心。
とりっぱぐれが無い安心感は重要な要素です。
決済手数料0%のリスクについての疑問
PayPay導入を考えている事業者が一番疑問に思う点がここ、いくらシェア獲得とはいってもPayPayは無茶すぎるとしか思えない戦略なのです。
- 決済手数料0%
- 入金手数料0円
- 初期投資0円
- 月額固定費0円
この破壊力は事業者にとって相当なもの、ただし決済手数料0%については読み取り支払いのみ対象でサービスリリース日より3年の無料、三年後に有償化する場合あり。入金手数料はジャパンネット銀行の場合、その他の銀行は2019年9月30日までとなっています。
このような無茶と思える決済サービスにおけるリスク、どこが請け負うのか?と言った普通の疑問に対する答えは全てPayPayが請け負うという事。
私もPayPay営業マンと話すまで「まさか?」とは思っていましたがその「まさか」でしだ。
つまりPayPayとはリリース開始から3年後の有償化まではボランティアをするよと言っているようなもの、それまでPayPayは全く儲からないとしか言いようがない。
PayPay利用者がクレジットカードによる支払いを登録した場合のリスク
PayPayがリスクの全てを請け負うとなると、PayPay利用者がクレジットカード払いでPayPay登録した場合に対する強烈なリスクの問題が発生します。
まずもって事業者はPayPayの入金サイクルを月1と翌々営業日と選択することができます(後に変更することも可能)
そしてPayPay利用者がクレジットカードの紐づけ支払いの場合、PayPay利用者の支払いはクレジットカードの締め日をすぎた後の支払日に銀行口座から引き落とされるといったサイクルになります。
さあここで疑問、それも大きな疑問。
- お客の銀行口座から決済金額が引き落とされるのは決済日よりもずっと後
- しかしPayPayの入金サイクルは早い
- クレジットカード会社に対する手数料は誰が払うの?
他にも細かい点があるもののこの3点だけはどうしても気になるはずです。
これについてPayPay営業マンの回答はですね、やっぱり全てPayPayが引き受けるということ...これは凄い、というよりもヤバすぎの強烈すぎるリスク。
つまり入金サイクルを翌々営業日でお客がクレジットカードでPayPayを紐づけの決済の場合、一時的にPayPayが建て替えて事業者に入金といった形になるのです。
しかもクレジットカードの決済手数料もPayPayが払うといった無茶すぎるサービス。
このインパクトは相当に凄いものがある。
これが通常のクレジット決済の流れです。
この場合におけるリスクとはお客様が決済金額を引き落とし日になっても払えない場合など。それでもクレジットカード会社は事業者に決済金額から3%~5%の手数料を引いた金額での入金になります。
これは事業者とクレジットカード会社との契約内容にもよりますが、お客の銀行口座からクレジット決済の金額が引き落とされるよりも前にクレジット会社から事業者へ入金されるのです。
事業者としてはクレジット会社から入金されるのでとりっぱぐれは無い。
ではここにPayPayが絡んでくるとリスク配分はどうなるのか?
細かい部分はさっぴいてこんなイメージです。
PayPay利用者であるお客が支払い情報をクレジットカードにした場合、そしてPayPay決済の事業者の入金サイクルが翌々営業日の場合でもPayPayは10000円を事業者に入金しちゃうって事です。しかもクレジットカードの決済手数料はPayPay持ちで!(PayPayとクレジットカード会社との手数料契約は不明だけど相当に低いと思われる、また実際にPayPayとクレジットカード会社の入金サイクル等のは不明)
このようなハイリスクとも思えるサービスが可能な企業といえば巨大企業でシェア獲得の野望がある企業でトップの強い意思くプロジェクトを動かす優秀な人間が必要ってことです。
PayPayの担当営業マンも事業者からこのような質問が多い....というよりも皆ここが知りたがっている部分とおっしゃっていました。
これって「PayPay」といったネームバリューだけでは全く安心出来ないもの、やはりソフトバンクとヤフーがバックについている部分が重要なのです。
でもPayPayのシェア獲得営業プロジェクトはそれだけじゃない、実はシェア獲得営業マンも普通の人間ではないのです。
ソフトバンクが好き嫌いといった感情論は置いといて、孫さんの気合がもの凄く感じられるのです。
PayPayはシェア獲得営業を業務委託
私としてはPayPayはソフトバンクとヤフーの営業マンがシェア獲得の為に動いているものとばかり思っていました。
しかし実際は違いましてPayPayは営業活動を業務委託しているのです。それも優秀な人間が集まる大手有名企業に(企業名は出さないでおきます)
私の目の前に現れた営業マンはですね、それはもう完璧としか言いようがない人。
本来であれば零細企業の人間と顔を合わせるのではなくそれなりの企業と顔を合わせるような人間でして次元の違いを感じさせられました。
昔でいう24時間戦えますか的と申しましょうか、見た目に分かる高そうでお洒落なスーツ、完璧なヘアースタイル、何となく毎日飲んでいそうな顔、この人は寝なくても大丈夫なんじゃないか?睡眠時間とか4時間きってるんじゃないか?と思わせる凄み。
それでいて完璧な営業トーク及び私のような零細にもしっかりとしたお客様態度....
大企業の仕事が出来る営業マンとはこのような人間なのか、そりゃ年収1000万じゃ足りねえわなwwwと素に思えましたよ、完璧に私の負け!
それと同時に思えるのは孫さんの意気込み。
ソフトバンクやヤフーにだって優秀な営業マンが沢山いるはずなのに営業活動を業務委託する、それも大手有名企業に...ってんだから相当にお金がかかっております。
このような内容は一事業者から見えるちょっとしたPayPayの裏側の話、もっと凄い裏側があるのは容易に想像できますよね。
私のところに来た営業マンは毎日10~30件ほど足を使って回るそうです。あの調子だと1日の獲得率70%は越えてるんじゃないでしょかね?
どう見てもエリートサラリーマンなのに凄い根性まで備わっている、そして異次元のコミュ力...ヤバすぎる。
PayPayの戦略は先に事業者を落とすのではないだろうか?
現状のPayPay公式サイトを見るとユーザー向けのメリットを「ふわっと」伝えているような雰囲気です。
PayPayボーナスポイントとかもありますが、それを全面に打ち出しているような雰囲気でもありません。「よかったらどうぞ...」ぐらいに私は思えます。
その反面、シェア拡大には強烈な資金を投入しているようにしか思えない...と見ると、PayPayの戦略としてはユーザー獲得はわりと後でも良い、その時期が来たら一気にやる、その前に加盟店を増やしまくってやる!
やっぱりこの戦略だとしか思えないのです。つまり先に事業者を落とす。
え?私は落ちたかって?
もちろん落ちましたよwww
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。