加熱式電子タバコ「プルームテック・プラス」、その特徴はタバコの臭いを極限にまで抑えた作りとプルーム・テックよりも強いキック感が味わえる...と好評の低温加熱型電子タバコです。
ただしプルームテックプラスはアイコスやグローのようなタバコ葉が直接目に見えるような物ではなくタバコカプセル(分解すると小さなタバコ葉の顆粒)とカートリッジ(リキッドが入っている)を組み合わせることにより通常の紙巻タバコのようなキック感と喫味を得られる加熱式電子タバコです。
ではキック感とは何か?
について簡単に説明するとライターで火をつけて喫煙する紙巻タバコを吸った時、煙が喉を通過する際に感じる刺激のこと、スロートキックとも呼ばれるものでタバコを吸う喫煙者にとって欠かせない醍醐味と言えるもの。
このキック感が弱い加熱式電子タバコは満足度の低い製品となり、大手たばこメーカーが発売するアイコスやグローも新しいタバコスティックの発売等により自社製品を使うユーザーが離れないように...と必死のシェア争いを行っています。
そんな大手のたばこメーカーの中でも後発的な存在であるJTの新商品プルームテックプラス...正直いって大したことないだろうと思っていましたが実際に使ってみるとかなり満足度の高い加熱式電子タバコであることがわかりました。
購入を検討されている方は私のプルームテックプラスレビュー記事を参考にどうぞ!
プルームテックプラスの新モデル情報はこちら!
※未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。
プルームテック・プラス(ploom tech+)スターターキットの内容物
初期のプルームテックプラスの箱や梱包の仕方は他のヴェポライザーを含む加熱式電子タバコメーカーのそれとは少々違います。
※2019年11月現在は正方形の箱
初期プルームテックプラスは円柱のような形の箱、加熱式電子タバコによくある長方形の形をした箱ではないところにJTのヤル気を感じますね。
JT独自の低温加熱方式『40℃』といった温度は加熱式電子タバコユーザーからすれば低すぎない?ってな温度、しかし結論を言ってしまえば40℃でも全く問題なし!
その理由はプルームテック・プラスの構造がVAPEに近い為、そしてタバコカプセル内部のタバコ葉顆粒にミストを通すことにより紙巻タバコと同じような吸い心地になるため。
カバーをひん剥いて蓋を開けると横ではなく縦にプルームテック本体や付属品や説明書を配列させていました。
これも加熱式電子タバコの梱包としては珍しいやり方、それではさらにビニールをひん剥いてプルームテック・プラスの内容物をさらけ出してみましょう。
- カートリッジカバー
- バッテリー
- ACアダプター
- カプセルホルダー
- マイクロUSBケーブル
- ユーザーガイド
- 保証書
プルームテック・プラス・スターターキットに必要な物は全て揃っています。
他に必要なものは喫煙するためのプルームテックプラス専用タバコカプセルとカードリッジのみ。(プルームテック・プラス専用リフィル)
プルームテック・プラスの本体カラーは豊富な種類が特徴、また専用アクセサリーも豊富に用意されています。
詳しい情報はコチラ!
プルームテック・プラスの詳細
プルームテックプラスはアイコスやグローとは違い棒形状の加熱式電子タバコで一般的なボールペンと同程度の長さ、胸ポケットに収まるサイズ感。
ブラックカラーのボディはラバーコーティング されており触り心地が良いです。
※その他のカラーはラバーコティング無し
プルームテックプラスは細長形状になるので他の加熱式電子タバコや紙巻タバコのようにズボンのポケット...というよりはバッグや上着のポケットに入れてスマートに取り出す方が良いでしょう。
スマホ(ソニーエクスペリア)と比べるとスマホ用の機器に見えたりボイスレコーダーのようにも見えたりするプルームテックプラス、ビジネスマンが持つ加熱式電子タバコとしてもスタイリッシュに見える...
これは良いのではないでしょうか。
プルームテックプラスの仕様
- バッテリータイプ内臓リチウムイオンバッテリー
- バッテリー容量610mAh
- 充電時間厄90分
- 定格電圧5V
- 定格電流1.5A
- 入力端子USB(マイクロB)
- 寸法約140.9mm×約15.0mm(高さ×直径)
- 質量約40g
すでに加熱式電子タバコユーザーを持ってる人はプルームテックのACアダプターの内容が気になるはず....コレです。
気になるのはACアダプターの出力ですね、5V・1.5A
つまりプルームテックは1.5Aの加熱式電子タバコ、購入した後これは覚えておく必要あり。
プルームテックプラスの充電はUSBケーブルにて可能、老眼者の私としてはUSBの上下の判別が難しい時があるので出来ればUSBタイプCにして欲しかった...でもそうすると販売価格が上がってしまうのでしょう。
プルームテックプラスの使い方
通常の加熱式電子タバコな考え方はタバコスティックを本体に挿して加熱・喫煙の流れ、しかしプルームテックプラスは構造が全く異なります。
この構造の違いもプルームテックプラスの魅力の一つ、しかし加熱式電子タバコで先行したアイコスの印象が強いのもあって「JTのやつは難しそうな加熱式電子タバコ」のイメージを持っている人も多いはず。
とくに60代以上の高齢者となれば「カプセル?カートリッジ?よく分かんないからアイコスでいいや...」となりかねません。
これは慣れれば簡単すぎる構造、
しかし「慣れれば簡単」といった言葉は初めての使用者や購入を検討する人にとっては雑な説明です。
その点アイコスやグローは見ただけで大体の使い方は想像が出来る、あとはボタンを色々と押すだけだろ...と加熱式電子タバコ導入へのハードルの低さアピールが上手と言えます。
ではプルームテックプラスの使い方を超簡単に説明しましょう、必要な物は充電されたプルームテックプラス本体とタバコカプセル&カートリッジのみ
こちらはプルームテックプラス専用のタバコカプセル&カートリッジそして銘柄はメビウス...
嬉しいじゃありませんか、私の個人的なタバコにかけた想いを語れば日本人と言えばマイセン(マイルドセブン)、それは現在名前が変わってメビウス。
日本人のタバコでこれほど安心できる銘柄はないでしょう、高齢者ほどとくにそう感じるのでは?とも思っています。
ではプルームテックプラス専用メビウスの箱を開けてみましょう。
プルームテックプラスを購入したばかり、購入前の方が思うこと、
それは「たばこカプセル」と「カートリッジ」の二つを別に買わなければならないの?それだとタバコ代が高くついちゃう...ってな疑問があるかと思います。
でも大丈夫、プルームテックプラス専用メビウス1箱にはたばこカプセルが5個、カートリッジが1個入っているセット、つまり別別に購入する必要はなし。
カートリッジが入っているビニールをひん剥いた状態、タバコカプセル一つで50パフが可能(パフとは吸いの回数、50パフなら50回吸えるといった意味)
という事で一箱250パフ
通常のライターで火を付けて喫煙する紙巻タバコ一本で現実的に吸える回数は7~10程度、一箱ならば140回~200回程度と考えればプルームテックプラス一箱で吸える回数は紙巻タバコよりも上です。
さてプルームテック・プラスの使用方法、最初にカートリッジの金属面を下にしてプルームテックプラス本体に挿し込む。


超簡単、誰でも出来ます。
次にマウスピース部(ネジ式)をくるくると回して取り付ける
最後にタバコカプセルを差し込んで終了。


後は中央の電源ボタンを素早く(2秒以内に)3回押せばプルームテックプラスが起動。
起動したらすぐに喫煙可能です。
このすぐに喫煙可能とはアイコスやグローのようにタバコ葉を加熱する数十秒が存在しないといった意味。
つまり喫煙したいな~と思ってプルームテックプラスを取り出し3秒以内にはもう喫煙している状態を意味しています。
電源オフはボタンを3秒以上長押し、また6分間作動しないと自動的に電源がオフになる...という事で私はある程度吸ったら放置して勝手に電源オフされる方式で使っています。
プルームテック・プラスのキック感、臭い
喫煙者がプルームテックプラスで最も気になるのはキック感でしょう、結局のところ紙巻タバコだろうが加熱式電子タバコだろうがキック感が得られないタバコでは満足できないのが喫煙者。
ではプルームテックプラスのキック感はどうか?と聞かれれば大丈夫、全種類のタバコカプセルを試した結果、全種類ともしっかりとしたキック感があり!
これは通常のプルームテックよりも断然に強いキック感だと思っていただいてOK。
タバコカプセルによって異なるものの、メビウスの紙巻タバコ3mm~6mm以上のキック感は確実に得られます。
しかもアイコスのようにハズレヒートスティックは無し、電源を入れたいっぷく目からしっかりとしたキック感です。
吸い方は一旦口に溜めてから一気に吸うのがおすすめ、滝登りは無意味でした。
※吸いこんでいる時にプルームテックプラスから紙巻タバコに火を付けて吸っているようなリアルな音「パチパチ」がします。これはカートリッジ内部のコットンに巻かれたコイルが熱くなり、コットンに染み込んだリキッドが気化する時の音。
ではプルームテックプラスのアピールポイントである臭いはどうか?となると凄い!レベルで臭いません。
どれぐらい凄いかと言えば車の運転中、後部座席の同乗者に黙ってバレないようにプルームテックプラスを吸っても臭いでタバコを吸った...とはバレないレベルです。
プルームテックプラスのタバコ吸ったがバレないのは驚異的... これが意味することは分かる人には分かる話だし、ある意味望んでいたタバコでしょう。
- タバコやめた、禁煙したと宣言したけど実は...
- 家での喫煙は禁止だが...
- 職場が前面禁煙...
アイコス・グローは紙巻タバコに比べて臭いが少ないとは言っても確実に臭いがします。
バレる・バレないで言えばアイコスやグローは確実にバレる、ライターで火を付けて喫煙する紙巻タバコは言わずもがな。
しかしプルームテックプラスは吸ってるシーンさえ見られなければ非喫煙者と同じレベルの吐く息。
プルームテックプラスたばこカプセル全種類吸い比べ
2019年2月現在においてプルームテックプラスのタバコカプセル&カートリッジはメビウスの銘柄で発売、全4種類になります(2019年11月現在では4種類追加されて全8種類)
これも正直言いましてメンソール以外は全部似たような味だろう...と思っていましたが全てにおいて喫味がはっきりと分かるほど違っています。
これはアイコス・グローのような「一応種類は違うけど似たような感じ」とは全く異なるもの、JTスゲー!と驚かされました。
COLD MINT
冷たい吸い心地のCOLD MINT、ミントとはなっていますが少し甘みのあるミントでうまいタバコ味というよりも美味しい味。
ほんのり甘くて美味しいミントジュースを飲んだ後味のような喫味でキック感も申し分なし。メンソールと似たような物と思いがちですがCOLD MINTは完全にミント。
ヴェポライザーでフルーツ系のシャグを喫煙、またはVAPEを吸った事がある方は「JTよ...おぬしやるな!」と感じるでしょう。
紙巻タバコやアイコス・グローユーザーの方はその繊細な味と美味さとキック感に驚くはずです。
ROAST BLEND
コーヒー、またはカフェラテのような喫味がROAST BLEND、甘みがあるので食後のデザート感覚で吸えてしまう面白いタバコカプセルです。
ROAST BLENDもヴェポライザー等によるコーヒー味のシャグ喫煙が未経験の方は驚くような味、甘みのあるタバコでびっくりするはず。それでいてキック感もある(多少弱め)
真の意味での「タバコでリラックス」を感じられるでしょう。
MILD BLEND
お茶のような味がするMILD BLENDはキック感がけっこう強めのタバコカプセルです。ただし香りが少々独特、少なくともお茶の香りはしません。
マイルドブレンドとの名称からこれが最もスタンダートな味かと思いきやそれは違う、紙巻タバコのメビウス味(マイセン味)とは思わないほうが良いです。
MILD BLENDは好き嫌いが分かれる喫味と思っていますが、癖になる喫味。
CLEAR MINT
CLEAR MINTは「ミント」とはなっているものの実質的にこれがメンソール味、キック感もそこそこ強く、メンソールの紙巻タバコを吸ってる感がリアルに再現されています。
プルームテックプラスで初めて喫煙する場合、このCLEAR MINTが最もしっくりとくる喫味とキック感だと思います。
逆を言えば味の想像が付くだけに新鮮味のない味とも言えます。
その他の銘柄についてもまとめてあります、購入の参考にどうぞ!
プルームテック・プラスのタバコカプセルの中身はどうなってるの?
全種類ともはっきりと味の違いが分かるプルームテックプラスのタバコカプセル、では中身がどうなってるか知りたくありませんか?
という事でタバコカプセルの中身を調べてみました。
タバコカプセルの青い部分を引っこ抜こうとしても取れないのでハサミで中央から切ってみると...
少し湿気のある小さな粒のようなタバコが詰まっていました。
発売元であるJTに聞いてみると小さな粒はたばこ葉を顆粒にしたもの、ここにニコチンや喫味の成分が入っており詳しい内容は完全に企業秘密とのこと。
ちなみにタバコカプセルをハサミで切ると中のタバコ顆粒が飛び散るのでやってみたい人はティッシュペーパーの上でやらないとダメ。
使用済みタバコカプセルをもう一度使用するプルームテックプラスの裏技
プルームテックプラスのタバコカプセルは50パフで喫味とキック感がしっかりとなくなります。その理由はデバイス本体でパフ回数をカウントしているから。
というわけで50パフ終わったタバコカプセルはゴミ箱へなのですが...
実は味えちゃうんですよ!
キック感が少しだけ弱まるけど吸えちゃう方法があります。
方法はとても簡単、カートリッジを一旦抜いてから戻すだけ、これでカウントがリセットされるので後は普通に吸うだけ。
または50パフ終了を教えるLED点滅時にボタンを長押しするだけ。
この方法により一つのタバコカプセルで100パフいけちゃうという...ただしカートリッジのリキッドが無くなると終了。
色々と試した結果、COLD MINTでは一つのタバコカプセルでカードリッジにリキッドが残っていれば150パフぐらいキック感を得ながら吸えてしましました。
という事であくまでプルームテックプラスの裏技的な使い方ですが、タバコカプセルが残り2個ぐらいになった時は捨てずに...というのも一つのプルームテックプラスによるタバコ節約術かと思います。
私の場合はタバコカプセル一つにつき100パフは必ず吸うので一箱500パフ、この方式は紙巻タバコで一日一箱ペースの方の場合は二箱半ぐらいの吸い回数になりかなり経済的。
因みにカートリッジは全て同じではなく、MILD BLENDならMILD BLEND専用のカートリッジになるのでご注意を、薄くて見えにくですがしっかりと種類の文字がはいっています。
さらに裏技としてプルームテックプラスのリキッドカードリッジは分解可能、つまり使用済のリキッドカートリッジにリキッドを追加して再利用が可能です。
プルームテックプラスのリキッド入りカートリッジをも再利用してみたい方は下のリンク記事を参考にどうぞ。
ついでにプルームテックプラスのタバコカプセルを利用した裏ワザ的な方法もあります。気になる方はこちらもどうぞ...
そして実は同じくJTから2019年1月29日に発売された「プルームS」も使用済みのタバコスティックの再利用が可能な加熱式電子タバコです。
気になる方は下のリンク記事を参考にどうぞ!
通常のプルームテックはこちら!
プルームテックプラスはこんな人におすすめ
4種類のタバコカプセルとカートリッジではっきりと分かる喫味の違い、それでいてしっかりとしたキック感が得られるJTのプルームテックプラスは加熱式電子タバコ初心者にも十分におすすめできる商品でした。
とくに気にいったのは電源オンで直ぐに吸えること、タバコの臭いがしないこと(バレない)、アイコス・グローのようにタバコスティックの抜き挿し無しのチェーンスモークが出来ること。
例えば運転中に全く手元を見ないで電源オンで即喫煙可能なプルームテックプラスは本当に便利、運転を仕事とするドライバーさんには本当におすすめの加熱式電子タバコです。
またタバコを吸いたいけど一生にいる人を待たせてしまうような時もプルームテックプラスなら数秒で1吸い、そして2~3吸いしてそのままポケットにしまうといった事も可能。
タバコ吸い人とはどんな時も喫煙所を探してしまうし、隙あらば一服...な人が多いはず。そんな人にもプルームテックプラスはおすすめできる加熱式電子タバコ、もちろんタバコの臭いについて色々と事情がある人にも....臭いはバレません。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。
プルームテックプラスでJT公式のアクセサリーまとめ記事も書きました。より快適なプルームテックプラスの喫煙を楽しみたい方必見!