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オッサンの実力を教えてやるぜ!

衰退する商店街の「今」を見て活性化は可能なのか?

どうも、ガンダムのオッサンです。

先日とある商店街の会合に「若者の意見が聞きたい」ということで出席させられました。

私が出席させられた商店街の会合は取引先の不動産屋が加盟する商店街であって私には何の関係もない商店街、はっきり言いまして衰退しまくりの商店街で儲かっているところは取引先の不動産屋のみになります。

その不動産屋も一応商店街周辺のお客を相手にはしているものの利益を得てる場所は商店街ではなく完全に都内全域になるので商店街に構える店舗は単なる事務所。

私としては出席する必要が全く無いけど集金の際に取引先の爺さん社長に頼まれてしまったので70オーバーのお爺さん経営者の前で色々と話をしたり聞いてきました。

 

衰退する商店街のお爺さん経営者を目の前にしては言えない私の本音は土地を売っちゃって少しでもマネーを残すか、今からガチ真剣にパソコンとインターネットと様々なネットサービスとスマホとメディア媒体(ブログでもいい)とSEOを学ぶしかない。

それが出来ないのであれば金を払って業者に頼むしかないしかない。

「昔は良かった」から始まる衰退商店街トーク

 商店街の会合に特別ゲスト的に呼ばれた私、10人ぐらいの高齢経営者の前で意見交換をしながら1時間ぐらいかけて「今の時代における商売について軽く語ればいいや...」なんて軽い気持ちでいました。

それに取引先の不動産社長爺さんも一時間ぐらいで終わると言っていたし...しかし結果的には3時間近くも会合に参加させられるハメになりましてもの凄く疲れました。

そもそもの話は「若者の意見が聞きたい」といった話で私も40半ばになるオッサンなのに若者?なんて思いながらも参加した会合はですね、高齢経営者たちの昔話から始まるわけです。

  • 昔は何でも売れた
  • 人が全然足りなかった
  • かなり儲かった
  • 美味いものが食えた
  • 人が沢山歩いていた
  • 田中角栄さん凄い

このような内容のトークをまず30分~1時間ぐらいかけて井戸端会議的に行います。

申し訳ないけどそれは良い時代の昔話であってあまり生産性がないと思える話。

そんな彼ら高齢経営者は昔の時代(2018年から30~50年前)の良さを私に必死にアピールしてくるのです。

確かに高度成長期時代の日本があって現在の日本なのだから意味の無い話とは思えません。しかし特別ゲスト的に呼ばれた私に昔の良さをアピールされても....なんて思いながら取引先の不動産社長に小さく小声で「いつもこんな感じなのですか?」と聞いたところ

「こんな話を一時間ぐらいして終わるのがいつもの会合」

といった軽く背筋が凍り始めるような答え。そりゃ衰退するわな...

商店街の高齢経営者の悩み

商店街の高齢経営者たちの昔は良かったトーク、それは彼らにとって気持ちが良い話なのでしょう。

一通り気持ちが良い昔話(あの頃は銀座で....とか競馬で...)が終ると今度は商店街が衰退する流れだったり衰退の起点だったりの井戸端会議を初めて口数が減り、一気に暗いムードになります。

夜の商店街

通常ならばここで商店街の会合はいつものように終了するらしい。しかし今回は部外者だけと特別ゲストがいるという事で私に色々と質問をしてくるのです。

その質問内容的なものは結局のところ「自身が高齢である」といった悩みに直結するものが大半であって商店街のプロフェッショナルでも何でもない私でもそれはよく分かりました。

  • 5年後はこの世にいないかもしれない
  • 体が昔のように動かない
  • 車の運転が怖いから仕入れにいくのも不安
  • 持病
  • 妻に店を畳んでくれと何年も前から言われている

話を聞く分では経営者の悩みというよりも年齢の悩みが大半になります。これをどうにかするには若返るしか方法が無い...ってのが本音。

しかし高齢とはいっても経営者なので話す言葉にはガッツを感じられる部分が多々ある、あるのだけれど今彼らのような高齢の経営者が魔法で20代になったとしても根性論だけでは難しいものがあるとしか思えませんでした。

そもそも「昔は誰でも儲かった」のような気持ちで今の時代を語られても困ります。

「誰でも」ってことは文字通りの意味でしてヒィヒィ言いながら今を生きる若者からすれば彼らは羨ましすぎるボーナスタイムの受給者、あんたらそんな時代を味わえただけでも幸せじゃないのか?と袋叩きにされかねません。

 

基本的に年齢の悩みが大きいとなれば未来を見いだすことが難しい、それでも未来を考えるならば跡取りに託すしかない。

跡取りがいない

商店街の高齢経営者が本気で自分の会社の未来を考えるならば自分の子供に継がせるしかないと思うのです。

そして彼らには子供がいるし、成人している孫までいるのです。つまり跡取り的な人材は豊富に存在していました。

それでも「跡取りがいない」と嘆くのは息子や娘はサラリーマンをやったり主婦をしている、そして何よりも重要なポイントは

「こんな状態の店を継がせるわけにはいかない、食っていけない、不幸になる」

といった究極の発言、それを言っちゃぁおしめえよ!ってなヤツですよね。だったら私が特別ゲストでいる意味は???となるもそこにはもう一段回の奥深い考え方がありました。

要はこんな状態だからこそ継がせられない、良い状態なら継がせられる、その為には自分が良い状態にすればよい、そう、30年以上も昔のあの状態に...ってな熱い気持ちがありました。

なるほど...気持ちは分かったよ、儲かる店、人が賑わう商店街を目指している。

それはかつて自分達が味わったボーナスタイムを息子世代にも味わらせてやりたいといった気持ちなのでしょう。

全くもって他人の親になる高齢者ですが息子には言えない親の本音ってやつが垣間見れた瞬間、ちょっとウルウルと涙が出そうになりました。

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商店街活性化のビジョンが30年前を想定している

一通りメンドクサくも情のある話を聞いたところでいよいよ私の出番、というよりも取引先の不動産社長がどんよりと暗い爺さんたちの話を遮り私に喋らせました。

私としても商店街活性化のプロでも何でもなく単なる素人のオッサンですが、彼らからすれば息子世代の話になりまして40代は十分に若い存在、そして親身になって昔話と衰退する話と悩みを聞いた私(実は適当にうなずいていただけ)に意見を求めまくるのです。

それまでの彼ら商店街高齢経営者の話を聞いた私はですね、結局彼らの求めているモノは30~50年前の時代。しかしそれは商店街単体でどうこうするのは難しいものがあるし日本全体に関わる話。

しかも残り寿命や跡継ぎ問題を考えても商店街の活性化ビジョンを30~50年前のボーナスタイム的なものをイメージしては「無理ですよ」とはっきり言ってしまいました。

 

つまりビジョンが間違っているとまでは言わないけどそこだけが一つの答えであり道筋としてしまうからこそ他のものが見えなくなっている...と偉そうに言っちゃいました。

その瞬間に一人の高齢者爺さんが私に突っかかって睨み付けてくる...商店会長さんです。

慌てて不動産者の社長が止めに入るも「〇〇の所の〇〇議員さんはそんなこと言わなかったぞ!」とマジ怒りモード。

おっと、これは単なる商店街の衰退や活性回の問題だけではないぞ...

商店街にお客を呼び込む発想に乏しい

シャッター街

商店会長の荒ぶりは直ぐに収まりました。なんたって高齢の爺さんですからね、会合にでる他の高齢者さんたちが優しくなだめて「会長、あんた今日の薬のんだのか?」的な感じで収まります。

それとこの会長さんは昔はかなり勢いがあり熱血的な人だったようです、「あんたが怒ったの何年ぶりかに見たw」的な感じ。

そこから一息ついて...というよりもトイレタイム。もう全員がトイレ、私も40代半ばで頻尿状態にあるオッサンなのでトイレ、トイレでひたすらしょんべん。

「いやぁ~この歳になるとしょんべんが近くてかなわんわ」的な会話をトイレ内でひたすら話すのです。

そこからトイレで商店街の活性化についての話が始まるカオスさ。

私がしょんべんをしている横から「どうやったら商店街にお客を呼べるのかねぇ?」と話かけてくるありさまです。

ズボンのチャックを上げながら、手を洗いながら、トイレ談義。

彼らの言い分では商店街の回りに出来た大型スーパーが客を持って行ってしまった、あの客は元々商店街の客だった、だからそれを取り戻したいといった考え方が分かりました。

しかしそれは現実的に考えても難しい、そもそも〇〇の客といった考え方がおかしい。お客は自らお店を選ぶもの。商店街に魅力がないからお客はスーパーに行ってるだけのこと。

ここで商店会長爺さんの顔面が再び赤くなり始めつつも「あの時スーパーいれるべきだったのかなぁ...」なんて発言が。

話を聞いてみるとかつて商店街がにぎわい、衰退しはじめた時に大型スーパーが商店街内に出店したいとの打診があったようなのです、それも数社。

その時に商店街と地域で大反対を行い、大型スーパーは商店街から離れて出店。大反対したはずの地域の人間は大型スーパーへ買い物へいくといった状態に。

 

このような状況をどうするか?って考えるとスーパーからお客を取り戻すといった考え方ではなく、商店街の核となる何かをアピール、それをネットで...となるのが素人でも考えるつく普通の作戦だと思うのです。

しかし彼らにはそのような発想はありませんでした。

もっと言えば衰退するこの商店街には核となるものが無い、あるとすれば昔は誰でも儲かって人通りが凄かった商店街といったもの。 

専門性で勝負しようとしない

高齢なのでパソコン・インターネットが駄目となるとその集客業務を専門業者に委託するしかありません。しかしそれにはマネーがかかるから難しいとの事(実はマネーの使い道が多いに問題ありと後で分かる)

そうなってくると大型スーパーでは手が届かない専門性で勝負するしかないと思うし専門性がなければ大手に勝てない時代だとも思えます。

じゃあ専門性を持たせるにはどうしたら良いのか?と話が進むものの正直言ってそこは自分で考えて欲しいとしか言いようがありません。

一般的なスーパーで手に入らないような食材だったりモノだったりになるのでしょうか、私としてはわざわざ買いに行かなければならないモノだと思います。

区は商店街をやめて欲しくないとは言う

衰退する商店街で売上も激減、そうなると商店街に加盟するメリットの無さから抜ける商店やはじめから加盟しない商店などが出てきます。

商店街の加盟店が減るとなれば役員も減り、商店会費も減り、商店街の催しも減り...と悪循環になり、今度は商店街そのものの消滅に繋がっていきます。

見えてくる世界はシャッター街となった商店街、しかし商店街が設置した街灯、電気代、〇〇商店街といったアーチ型の建設物、維持費、アーケード...と、商店街が消滅とはいっても維持費の問題が発生します。

そのような維持費やかつての建設費は商店会費で賄っているのではなく区から出る補助金。

しかし衰退して復活の兆しが何年もない商店街に区がお金を出す、出し続けるとはどういう事なのだろうか?しかも区は商店街をやめて欲しくないとまで言う...とのことです。

私が特別ゲストで呼ばれた衰退する商店街は何回か役所で「もう商店街をやめる(解体)」の申し出をしたらしいのですが、区としては商店街を存続して欲しい、やめてほしくない、やめないで...

この普通の企業では考えられない感覚はですね、商店街の役員さんたちに言わせれば商店街が無くなると向こう(区)も仕事と予算がなくなるってな言い分です。

確かに言わんとする事は分かる部分がある、でも区から金が出ているならばその金の使い道を有効活用できるのではないか?と話を聞いてみました。

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商店街に出る助成金の使い道がやばい

では区から出る金、その金は商店街の活性化に使われるべきお金といった名目になるのですが問題はその使い道になります。

私としても部外者なので詳しい金額は聞けないものの、そんな金が出るのならさっさとネットで商店街のサイトでも外注しやがれと言いたくなるような金額である事は間違いありません。

では区から出る金の使い道とはですね、一つに街路灯などの電気代や管理代といった固定費的なもの。そして問題となるのは商店街の催しの費用....チラシ印刷だったりクーポン券だったりくじ引きで当たるよく分からない歌手のコンサートチケットだったり。

その中で大きな割合を占めるのが広告費かと...というよりもそれで確定。つまりチラシ印刷、もしかすると新聞折り込みもやってるかも...絶対やってると思う。

そのチラシも見せて頂いたところですね、高齢の商店街経営者本人を前には言えませんでしたが全く魅力のないチラシであってそれこそ50年ぐらい前で時間が止まっているようなモノでした。

 

私から言わせればあのチラシと景品のコンサートチケットは無駄そのもの、しかし金を出す区と印刷を請け負う業者からすれば無駄ではない物。

このような物にかけるマネーをインターネット集客に使うほうがよほど効果的であるのは分かっていつつもそれが出来ない高齢経営者の衰退する商店街の悩み、そして金を出す区...

これは私の想像以上に根の深いものがチラチラと見えてしまいました。

政治家は彼らの話を聞いてる「だけ」

ある商店街、それも高齢で衰退する商店街の今を書いてきました。

彼ら高齢の経営者は商店街が衰退する状況を黙って見ていたわけではなく色々と考えて行動、自分達でできる事をやってきたはずです。

それでも難しい問題や悩みがあり、そんな話は私のような人間に聞く前にも散々話を聞いて貰っていたことも分かりました。

では商店街の衰退と活性化のあれやこれを相談してきた相手とは?なるとですね、これが政治家だったりするのです。それも地元出身の政治家だったり。

 

今でも政治家と商店街の高齢者経営者は年1で合う機会があり、それ以外は秘書さんと会合でお話をするようです。

それで秘書さんは政治家に伝えてくれる、親身になって話を聞いてくれる!らしいですが政治家も落選する時もあってか中々成果が現れない....ってそんな話を聞いちゃった私の感想はですね、

「政治家はこの人たちの話をきいている”だけ”」としか思えませんでした。

何年もかけて衰退してきた商店街、そこに

  • 地元商店街活性化!
  • 地域密着!
  • 中小零細が元気になる!

と声を大にして演説する地元出身の政治家の姿は商店街で店を構える経営者にとって応援するしかない存在です。

しかし応援して当選して秘書さんが会いに来て話を聞いてくれるのはいいものの、本気で商店街のことを考えたビジョンを見せてきたのだろうか?と思ってしまうのです。

単純に悩みを聞いただけ、それで耳障りの良いセリフを熱く語るだけ、何となく30~50年前のボーナスタイムを再び!みたいな感じにするだけ。

それでいて実際に起きていることは区から金が出て時代遅れな広告費に消えてゆく....

こんな事を10年単位で続けているのだから商店街が衰退するのも頷けてしまう。

 商店街の衰退を政治家や区や金のせいだけにするつもりはありません、ただ生かさず殺さずジワジワと...のように感じてしまいました。

 

このような話は衰退する日本の商店街全体にある話なのでしょうか?そこまで私にはわからない部分があるにせよ何となく本質の部分に迫っているのではないか...と、偉そうに書いてしまってごめんなさい。

最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。