どうも、ガンダムのオッサンです。
今や終身雇用な雰囲気が減って転職が当たり前のようになってきている気がする日本社会、
新卒で比較的安定した大企業に就職しているような方には感じられないかも知れませんが、高卒でアルバイトや転職を繰り返してきた人間には自分が過去にいた会社の現在を探る事ってありませんか?
ちょっとインターネットで前の会社を検索する、
前の前の会社を検索する...
テレビ番組の「あの人は今?」な感覚で検索しちゃうってのも人生では?なんて考えるシナンジュなひととき...
私も最近そんな事をやっている内にある事実に気がついてしまいました。
あれ?
もしかして俺がいた会社って殆ど倒産してるんじゃね?
って事は...
会社生存率
会社生存率なんて嫌~な言葉ですよね、一体誰がこんな嫌な言葉を考えちゃったのでしょうかね。
私としては非営利な環境で仕事を行う人が考えたんじゃないのかな?なんて勝手に妄想しておりまして国税庁の統計によると設立20年で生存率は0.4%なんですと。
んで設立10年だと6%ぐらいなんですと。
このような数字は変動するし自分の活動地域によって感じ方も変わるはずなので何とも言えない部分がかなりあります...が、それでもやっぱり現実なんだと思えてしまう部分もある...
俺がいた会社が殆ど全滅してる件
私事で言ってしまえば過去に勤めた会社は殆どダメでした。
まあ履歴書書いて面接にいく会社の設立年月日なんて調べていませんでしたよね。求職者からすればそんな事はどうでもいいから面接合格しろや!ってな話ですよ。
それに新卒カードなんてものを持たない状態の人生とは常に中途採用な状況になるもんでして最初っから終身雇用を考えられない、もちろん退職金なんてものも想像できない人生だと想っています。
これは私に経験がない事なので分かりかねる部分も多いにあるけど一つの会社で勤続20年とかにならないと退職金ってな「金」は見えてこない世界ではないのだろうか?なんて考え方です。間違ってたらゴメン。
んで私がいた会社、見事に消息不明ばかり...
それでもネットで設立年月日が分かったりした会社を見ると設立から10年以内でした。
やっぱり会社生存率なんてものは当ってるのかなぁ.. なんて思ったりしつつもですね、どうしても、いや核心的に思ってしまうのが
「倒産するような会社に勤めていた俺」
「俺がいる会社は倒産する」
ってな物凄いネガティブな感情です。
そんな事を考えても何にもなりゃしない事は十分に分かっている、でもこのようなネガティブな感情ってありませんか?
私はたまに考えたりする。
以前は「ざまあみろ」な感情があった
昔の私は自分が辞めてた後に勤めていた会社(歩合給は良いがブラック)が倒産した事実を知った時には「ざまあみろ」な感情がありました。
ただ今は考え方が変わりました。
やっぱり自分のいた会社が倒産している、そしてもし今自分が求職をするとなれば履歴書に倒産した会社を書かなければならないのでしょう。
しかもこれは倒産した会社だけではなく、無くなってしまった学校なんかの場合もあるはずです。とくに専門学校なんかはその傾向が強いのではないかと思っています。
そんな無くなってしまった組織、そこに紛れもなく所属していた自分.....即ち歩んできた人生の大きな部分を占めるものであり、無くなってしまうと「あれは一体何だったのか?」と叫びたくなるような気持ちが込み上げてくるのではないでしょうか。
その時間を無駄な時間だったとは思いたくないし、会社経営者もそこまで考えての経営...ってのも大事なことなんじゃないか?なんて思ったりもします。
やっぱり経営者とは死にもの狂いで会社を存続させなければならないのであり、働いて頂いてた社員が退職したその後には胸を張って「㈱〇〇〇に努めていたんだぜ」ってな事を自然に言わせるような会社がイイ会社のように思えます。
このような感情論をぶち壊すような会社生存率ってな言葉... やっぱりイヤですねぇ。
そんな事を考えながら今度の選挙は投票してみます。
正直いって消費税10%になったらうちは完全にとどめを刺される状態になる。
5%→8%に上がった半年後ぐらいには相当厳しい状態になり、それでも時間をかけてなんとか乗り越えられたけど次の増税で10%はさすがに耐えられそうにありません。
モラトリアム法案part2強化版!なんてものが出来たりして助かる道が見えればいいんだけどなぁ...
なんにせよ「俺がいた会社はだいたい倒産する」なんてネガティブな感情を引き起こしてしまう社会はイヤすぎるし未来がないっす。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございました。