アークローヤル(ARK ROYAL)が発売する加熱式電子タバコ、アークエックス(ARKX)Sタイプデバイスを分解、掃除、組み立てしました。
分解した結果、アークエックスSタイプはコンダクション(直接加熱)のヴェポライザーと判明、チャンバー底をクリーニングすることにより購入時のようなドローと焦げ付きのない味わいが復活します。
アークエックス(ARKX)Sタイプデバイスの「分解」「掃除」「組み立て」
アークエックスアークエックスSタイプを分解する理由はチャンバー底に詰まったシャグのカスを除去することがメイン...ですが、
アークエックスSタイプをある程度使用した経験がある方はチャンバー内のシャグに火がついてしまったことがあるはず、そうなると煙モクモク状態になりハンパない焦げ感、とてもじゃないけど吸えたもんじゃありません。
チャンバー内を無水エタノールで浸し、炊けば少しは収まるもののタバコ葉が燃える現象は再発。
元の正常な状態に戻すには分解してチャンバー底に溜まったカスを除去する必要があります。
外装の取り外し
最初にアークエックスSタイプデバイスのマウスピースを外してデバイス上部にあるネジ(プラス)を外します。
ネジは2か所のみ、プラスドライバーはこの先組み立てまで使用しません。
ネジを外したらマイナスドライバーを外装とチャンバー入口パーツの隙間に突っ込みこじ開けます。
ここがアークエックスSタイプデバイス分解における最初のアプローチポイントです。
マイナスドライバーで隙間をつくり、こじりながらチャンバー上部パーツを外しましょう。
ここまで出来たらアークエックスSタイプデバイスの分解は6割成功しています。
ボタンの取り外し
デバイス中央にある操作ボタンの隙間にマイナスドライバーを突っ込みめくり上げます。
ボタンはゴム質で柔軟性があり、内部の基盤に接着されてはいません。
つまり再利用可能。
内部パーツを指で押し出す
アークエックスSタイプデバイスは筒状の金属製外装で内部パーツにアクセスするにはチャンバー側から指で押し出す形になります。
初めての分解一発目はゴムパッキンにより結構固めにはまっているのでグイっと親指で押し出しましょう。
これでチャンバー周辺やチャンバー底をクリーニングできる状態になります。
チャンバー周辺の分解
次にチャンバー上部にある耐熱ゴムの取り外し、マイナスドライバーを溝からつっこみめくりあげれば簡単に取れます。
この耐熱ゴムは2時エア―防止の役割もあるので傷つけないように扱うこと!
いよいよチャンバー本体が見えてきました。
次はチャンバーの側にある金属製の筒の取り外し、ピンセット等で挟んで抜くだけ(簡単にとれる)
チャンバーの周りパーツが取れたら思う存分クリーニングしてください。
※チャンバークリーニングに力を入れすぎてチャンバーを割らないよう注意!
チャンバー底のクリーニング
問題となるチャンバー底に溜まったカス、シャグに火がついてしまう原因箇所(シャグの焦げた燃えカスが存在する場所)はチャンバーとバッテリーの間にある隙間です。
この隙間がチャンバー底となりエアーの通り道となる場所。
中央の隙間には基盤とチャンバーを繋ぐコードがあり、その隙間と周辺にカスが詰まっているのです。
なのでこの隙間にブラシを突っ込んでゴシゴシしましょう。
使用しているブラシはglo(グロー)のもの、隙間にピッタリのサイズでした。
ブラシがなければ爪楊枝などで代用しましょう。
組み立て
組み立ては逆の手順で行うだけですが、ゴムパッキンにより筒状の外装にとても入れにくい!
また入れてる最中にゴムパッキンがずれたり外れたりして何度もやり直すハメになることも。
楽にやる方法はゴムパッキンを濡らして滑りをよくすればズレずにスムースに押し込めます(唾を付けちゃえばOK)
アークエックスSタイプデバイスをバラしたパーツ類を並べるとこんな感じに。
アークエックスSタイプデバイス分解の作業自体は難しいものではありませんし、組み立ても難しいものではありません。
それでも間違えて壊してしまう可能性もあるので分解は自己責任で。
分解したら保証は受けられないと思って間違いありません(分解した形跡は残らないけど)