タバコ代が1/4~1/5になる高コスパの喫煙具”ヴェポライザー”といえば加熱式電子タバコをイメージするもの、2020年の売れ筋はシーベイパー4.0とフェニックスミニプロです。
通常はチャンバーにタバコ葉(シャグ)を入れて電源ONで加熱、ミストを吸ってキック感と喫味を楽しむものですが実は電力を使わずにライターでチャンバーを炙って加熱するアナログヴェポライザーも存在します。
アナログヴェポライザーと加熱式電子ヴェポライザーは喫味に大きな違いがありアナログヴェポライザーのほうが紙巻きタバコに近い喫味...というより紙巻きタバコそのもの喫味といっても過言でないほど。
ということでアナログヴェポライザー「The Hippie Pipe」をレビュー
普通のヴェポライザーやアイコス・グロー・プルームエスじゃ物足りない、もっと本格的でマニアックなヤツが欲しい!なんて方は参考にどうぞ。
※未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。
The Hippie Pipe パイプ型 非電子加熱式ヴェポライザー
The Hippie Pipeは先端にタバコ葉を詰めるチャンバーをライターで炙って加熱して喫煙するアナログヴェポライザーです。
使い勝手は悪くないThe Hippie Pipeですが一回の喫煙に対してライターで炙る回数が2~3回必要なのが面倒なところ。
そのかわり紙巻きタバコのような”いかにもタバコ”っぽい喫味とキック感が味わえるのが魅力。
The Hippie Pipeはスライドする構造(バネ式)なのでシャグ(たばこ葉)の出し入れは楽なほうです。
またチャンバーが小さいので詰めるシャグの量が電子式ヴェポライザーよりも少量で済む、これは電子式ヴェポライザーの特徴であるタバコ代1/4~1/5なんてものではなく1/10程度では?と思えるほど少量のシャグで済みます。
こんな感じでチャンバーにシャグを詰めたらライターであぶって加熱。
でも普通のライターでは加熱パワーが足りない、それはもう全然足りないのでジェットライターで加熱しないとだめ。
10秒~15秒程度の加熱ですぐに喫煙可能ですがチャンバーの温度が下がってしまうので一回の喫煙につき2~3回程度ジェットライターで加熱する必要があるのが面倒なところ。
加熱の目安は小さい窓で確認...といった完全アナログ仕様なのが面白いです。
冷えている状態だと小窓が黒、加熱して温度が高まると内部のシルバーパーツが徐々に動く仕組み。
小窓が完全にシルバーになったら加熱完了ということなのだけれどジェットライターによる加熱調整は慣れが必要です。
やりすぎるとチャンバーから煙が発生、チャンバー内のシャグが焦げてしまうし加熱が足りないと喫味・キック感が弱い...
アナログヴェポライザー「The Hippie Pipe」は上級者向け!
これぐらい焦げてしまうと焦げっぽい喫味、この一歩手前ぐらいがベストな吸い心地です。
またシャグによって加熱の具合が全然違うのでヴェポライザー上級者か手巻きシャグ経験者でないと最初は苦戦するでしょう。
でもドンピシャで加熱が決まった時はシャグを燃やしていないのに紙巻きタバコと同じ喫味とキック感が楽しめる...!
思うに手巻きシャグを吸っている人向けのヴェポライザーかな?と思うところです。
吸い殻の排出はとても楽、灰皿へコンコンと軽くたたけば吸い殻が落ちてきます。
煙管(きせる)のような使用方法ですね...とはいってジェットライターで炙る必要があるけど(笑)
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無着香・バージニア・バニラ・チョコレートのシャグと相性がよい
The Hippie Pipeで色々なシャグを試しまくってみたところ無着香、バージニア、バニラ、チョコレートのシャグと相性が良い感じ。
メンソール系も色々と試したけどイマイチ、またフルーツ系のシャグは加熱調整が難しくてやりすぎるとフルーツの喫味が全部なくなってしまいました。
オススメはバニラかチョコレート、手巻きシャグで甘いタバコを吸う感覚に近くドンピシャでキマると美味い!
チャンバーの先端をあぶるのが正しい使い方だとは思いますが、先端と同時に小窓の下側を炙ったほうがムラが少なくなる感じ。
シャグ情報はこちら!
シンプルなセット内容
The Hippie Pipeはアナログヴェポライザーなので充電する必要なし。パッケージ内容はとてもシンプルなもの。
The Hippie Pipeを使ってみて思うこと
電子ヴェポライザーはもろに喫煙でアナログヴェポライザーは喫煙そのものをゆったり楽しむような雰囲気です。
ただしジェットライターでチャンバーをあぶる必要があるので外での使用はちょっと難しいかな...といったところ。
またチャンバーを炙ってるシーンはアナログヴェポライザーを知らない人にとって相当に怪しく見られてしまうでしょう。
ということでThe Hippie Pipeは自宅専用のアナログヴェポライザーといった評価、また普段はシャグを手巻きで吸ってる人向けかつ玄人向け。
珍しいことをやってると自慢したい人にも向いていると思います。
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The Hippie Double Jet Flame Torch Lighter(ダブルジェットフレームトーチライター)
The Hippie Pipeを販売するベプログではHippie Pipeのロゴが入ったジェットライターThe Hippie Double Jet Flame Torch Lighter(ダブルジェットフレームトーチライター)も同時購入が可能です。
※これじゃなきゃダメってことではないです、ジェットライター持っている人はそれでOK
高級感があるThe Hippie Double Jet Flame Torch Lighter、The Hippie Pipe自体が結構高価な喫煙具なので安っちいジェットライダーでは合わないかも...
アナログヴェポライザーは趣味性が高いのでお金持ち用のアイテムだったりして、つか多分そうです。
ダブルでトーチできるパワフルな構造、外国製の超高級スポーツカーのようなメカニカルな感じがカッコイイ...やっぱ金持ち用にアイテムとしか思えない(笑)
ガスの注入
The Hippie Double Jet Flame Torch Lighterで使用するガスはガスライター専用のガスボンベを使用します。コンビニで売っていますし、画像のガスボンベは100円ローソンで100円で売っている安いガスボンベ。
ガスの注入は逆さにして穴にガスボンベを差し込むだけ
ガスが入ったら即使用可能、
パワーの調節は本体下部で可能ですがThe Hippie Pipeのチャンバーを加熱する用途なら弱めで十分です
炙るには上の画像ぐらいでOK、というか紙巻きタバコにつけるパワーもこれぐらいあれば十分でしょう。
The Hippie Pipeはこんなパワフルなジェットライターで炙って喫煙するのだからやっぱり普通のヴェポライザーじゃないですね。
「The Hippie Pipe」「The Hippie Double Jet Flame Torch Lighter」まとめ
今回初めてアナログヴェポライザー「The Hippie Pipe」を使った感想はジェットライターで炙るのが面倒で加熱の調整が難しい...
と、デメリットがはっきりしている喫煙具でした。
それでも慣れと炙りのコツを覚えて加熱がドンピシャでキマると紙巻きタバコそのものといっても過言でない喫味とキックが楽しめるもの、甘い系のシャグとの相性はかなりよいです。
またThe Hippie Pipeはお洒落でカッコよくプロっぽい喫煙具なのだけれど決して安いものではありません。
ヴェポライザー初心者が手を出すようなものではないだろうな...と思うところ、またシャグについての知識も必要なので手巻きタバコを知ってる人向けだとも思います。
それでも「The Hippie Pipe」が気になる人は電子タバコ専門サイトのベプログをチェック、私としては金持ちリッチマン向けのアイテムだと思いますよ~!
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