アイコス(iQOS)とグロー(glo)のどちらに決めるか迷っている方、又はアイコスを持っているけどグローに変えたい、グローを持っているけどアイコスに変えたい...
そんな悩みをお持ちの方に両方の悪い所を比較します。
加熱式電子タバコが社会に出回り始めた状態になりましたが、結局はアイコスとグローの2択が現状です。
そしてどちらもまだ完璧な製品とは言えず不満がでるのは必須、
アイコスかグローか...迷っている方は多いはずです。
※未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。
紙巻はもう無理
当ブログでも紙巻の今後についての見解は色々と書いてきましたが、通常の紙巻の時代はもう終わりの始まりな状況だと思っています。
今すぐに紙巻が無くなるような事はないものの吸っていると他人から白い眼で見られる状況の加速を感じている方は多いはずであり、今後はアイコスやグローのような電子タバコが主流、10年後のコンビニで紙巻は棚のすみに追いやられるのではないでしょうか。
参考記事
最終的な電子タバコの姿は匂いも煙(水蒸気)も全く発生しない形になると予測しています。
そうなるとプルームテックのような形が最終形態でしょうか、
父が紙巻からプルームテックに変えたので少し味わってみたところそれほど悪い製品に思えませんでした。
しかしプルームテックはまだ全国で...という状況ではないので現状ではアイコスとグローの2択になります。
アイコスとグローの悪い所を比較
使い方も構造も違う両製品、どちらも悪い部分が存在します。
だからといって片方の悪いが片方の良い部分になる...という事にもならないのが両製品とも言えるのが面白いところ、これはアイコス、グローの両製品をそれなりの期間使ってみないと分からないことが多々あります。
キック感
グローはキック感を感じられる回数が少ないです。
私が考えた吸い方式でも限界はありますし技をマスターしなければキック感にムラが出ます。
アイコスのキック感はグローのような技を使わなくても感じられる事は出来ますが、やはりコツはあります。初心者向け「アイコス」の本当の吸い方
正直いましてどちらも紙巻のキック感に比べて劣る部分がありますのでどちらも悪い...が答えになります。
故障
アイコスの故障については知っている方も多いでしょう、ブレードの破損や本体エラーや蓋パカは有名な話。これがイヤでアイコスからグローに乗り換える人もいます。
アイコスは壊れやすい製品だと思って使ったほうが良い、これが私の見解です。
グローも見た目は一見頑丈そうに見えて壊れない感はありますが、本体エラーになってしまうとどうにもなりません。
本体リセット機能が無いので自分で出来ることは極小。
交換
アイコス、グローともに故障の場合はカスタマーセンターに連絡を入れて交換が可能です(交換の条件はある)
カスタマーセンターの混雑度が高いのがアイコス、これは加熱式電子タバコのシェア率も問題も絡んでいる部分もあるでしょう、とにかくオペレーターに電話がつながらない経験がある人も多いはず。
グローはオペレーターに繋がりやすい、というかすぐに繋がりましたがこれも今後シェアが伸びて来ると状況が変わるかもしれません。
どちらもカスタマーセンターに連絡を入れて宅急便で送られてくる方式。
スティックの扱い
アイコスのヒートスティックは挿す時に少々コツがあります。できれば雑にではなく丁寧に挿したほうが良い。
挿す手順がイチイチ面倒なのもアイコスの特徴、ほんとにイチイチ面倒です。
ではグローのネオスティックが挿しやすいかと言えばそうでもない。
グローのネオスティックは細いので雑にセットしようとすると簡単に折れてしまいます。
何かをしながらスティックを挿す動作はイチイチ面倒だとしてもアイコスの方が上、ただどちらも悪い部分があるとしか言いようがありません。
充電
アイコスの充電はパソコンのUSB端子でも可能のようになってはいるのですがパソコンでは全然充電出来ません。
一応充電マークは出ているものの目盛りが全然増えない、ずっと挿しっぱなしにしておけばそのうち充電できるのかな?ぐらいの感覚です。
つまりアイコスの充電はコンセントが一番よい。
グローはパソコンでも充電して目盛りが増えていくのを実感出来る...とはいってもパソコンのUSB端子では充電スピードが遅い。
コンセント充電に比べて倍ぐらいの充電時間が必要な感覚です。
掃除
アイコスの掃除はとても面倒、ブレードにカスが溜まるとキック感に影響が出るので定期的にクリーニングを行う必要があります。
アイコスを買ったばかりの頃はクリーニングすら楽しく感じてしまうものの、慣れてくるとクリーニング作業が面倒すぎる、専用のクリーニングキットが付属してはいるもののそれだけで汚れを完璧に落とすのは難しい製品です。
「アイコスのクリーニング方法」をネット検索するといくらでも記事が出てきますね、これは実際にアイコスを使っている人が色々と思うところがある...からです。
グローの掃除については楽、ブラシを突っ込んで上下に動かすだけ...なのですが、グローは本体の底にヤニのような液体が溜まります。
この汚れ汁を定期的(一日一回ぐらい)にふき取らないと汚れ汁が衣服を汚したりするのが悪いところ、また汚れ汁を拭き取らずにブラシを突っ込んでガシガシとやると汚れ汁がミスト状になり少し飛び散ります。
白いズボンのポケットに直接グローを入れられません。
一箱単価
これについては悪いかどうかの判断が難しいところがあります。
現在アイコスのヒートスティックは460円、グローのネオスティックは420円、値段だけみればグローのほうがお得に感じる部分がありますし、年間で見ればそれなりの差が出るのは誰だって分かる話。
ただグローの場合はアイコスのように一回一回のホルダー充電が必要ないので連続使用が可能、加えて一回の使用時間が短いので総合的な本数が増えてしまいます。
このような事を考えるとグローのネオスティックはもっと安くても良いのではないだろうか?と思える部分があります。
私としてはネオスティックは300円台が正しい価格だと思う。
もうひとつ、アイコスのヒートスティックは一回使用したらそれで終了が基本です。
しかしですね、漕げカスを取り除いで十字差し、で深く差す事によって使い終わったヒートスティックでも4回ぐらいキック感を感じる事が可能だったりもします。
とても貧乏たらしいやり方ですが、ヒートスティック一箱に対して全部十字挿しで使用すると460円で30本ぐらいの感覚がある....これもまた現実です。
※十字差しとはヒートスティックに挿したブレードの「一」の跡に直角に挿して「十」の跡を付けるような挿し方
スティックの種類
アイコスもグローも色々な種類のスティックがありますが、極論を言ってしまえばメンソールかどうかの違いです。
今まで種類が少なかったグローも最近新しいネオスティックを出してきましたがメンソール系が増えただけ。
アイコスもそうだけどなんでメンソール系ばかりなの?
といった疑問を持っている人も多いでしょう、とくにこれからアイコス、グローを考えている人は尚更だと思います。
これについての本当の答えは製造メーカーしか分かりませんが、やっぱりメンソール系のスティックを出してくるのはユーザーなら何となく分かる話。
アイコスもグローも味については紙巻と比較されるものであり、それはどうしても紙巻に比べて劣る部分がある、紙巻に近いスティックとはいっても「やきいも」「ポップコーン」のような表現をされておりましてそれも現実です。
そのような「やきいも」「ポップコーン」のような香りを誤魔化す、吹き飛ばすような感じのスティックがメンソール系の味になります。
このような「やきいも」「ポップコーン」の雰囲気はこれから研究開発されて徐々に紙巻に近づいてゆくはずです。
「やきいも」「ポップコーン」といった表現はアイコスやグローを良く言っている表現であり、吸わない人の正直な意見は「いい匂いではない」が本音のはずです。
アイコス、グローの悪いところを知る
製品を売り込みたい企業としては良い部分のみを強調します。
確かにアイコス、グローは未完成を感じるも画期的な製品でありまして良い部分が沢山あります。
しかし悪い部分も多く感じるのが現実...そんな悪い部分を知ってからアイコス、グローの決定をすると後悔が少ないだろうと考えてこの記事を書きました。
最後まで読んで頂き、本当にありがとうございます。