2019年1月29日に発売となったJTの加熱式電子タバコ「プルームテックプラス」と「プルーム・エス」、それに以前から発売されている「プルームテック」を加えてJTの加熱式電子タバコラインアップが全3種類となりました。
JTとしても3種類のプルームブランドが揃ったことで「Ploomなら3つの楽しみ」をキャッチコピーに本格的に加熱式電子タバコ業界のシェア争いへ参入してきた形になります。
ではJTのプルームシリーズが挑戦する相手とは?となると加熱式電子タバコで先行するアイコスとグロー
加熱式電子タバコで後発のJTはこの2強に割って入り込むにアイコス・グローの良いとこ取りに加えて新しい価値観である「タバコの臭い」を減らした加熱式電子タバコに徹底した姿勢を見せつけています。
しかし加熱式電子タバコ初心者やプルームシリーズに触れたことのない方はどのプルームを購入してよいか分からないはず、3つともそれぞれ特徴があるので迷って当然...というわけで私のようなブログ記事が存在するのですね!
ではさっそく「プルームテック」「プルームテックプラス」「プルーム・エス」の違いについて詳しく解説しましょう!
次世代の加熱式電子タバコ・プルームエックス(Ploom X)登場
プルームエスでニコチン無しなのにキック感・喫味が楽しめる夢のようなノンニコチン茶葉スティック「NICONON」情報も詳しく記事にしています。
※未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。
自分のライフスタイルに合ったプルームはどれか?
加熱式電子タバコのプルームシリーズを初めての方に簡単に説明するとプルームテックは30℃の低温加熱型、手軽でタバコの臭いを感じない加熱式電子タバコ。
プルームテックプラスは40℃の低温加熱型でプルームテックよりもキック感の強い加熱式電子タバコ。
プルームSは200℃の高温加熱型でライターで火をつけて吸う紙巻タバコに近い加熱式電子タバコになります。
JTの3つのプルームラインナップの中で初心者でも簡単に扱えるものがプルーム・エス、タバコスティックを本体に挿し込むだけの簡単構造でアイコス・グローと同じ、しかもプルーム・エスの臭いはアイコス・グローに比べて格段に低いもののしっかりとしたキック感が得られます。
プルームテックとプルームテックプラスは臭いを極限にまで抑えた加熱式電子タバコ...とはいっても専用のタバコカプセルとリキッド入りのカートリッジを組み合わせての喫煙になるので通常の紙巻タバコユーザーからすれば「よく分からないもの」といっったイメージがあるはずです。
しかし実際にプルームテック、プルームテックプラスを使った感想としては臭いを極限まで抑えた加熱式電子タバコとはライフスタイルにも影響を与えるほどのもの
こんな事を言ってはなんですが「タバコを吸ったがバレない」加熱式電子タバコです。
もちろんキック感も十分に感じられるので昨今の肩身が狭い喫煙者にとって救いの加熱式電子タバコと言える存在だと考えています。
私としてはJTの加熱式電子タバコならプルーム・エスを一台、もう一台をプルームテックにするかプルームテックプラスにするか...といった2台購入がおすすめ。フルーツ系の喫味も味わいたい方は全種類を購入するのもあり。
※キック感とはライターで火をつけて喫煙する紙巻タバコを吸った時に煙が喉を通過するときに感じる刺激のこと、スロートキックとも呼ばれるもので喫煙者にとって欠かせないタバコの楽しみです。
JTといった安心感と日本人の好みを分かってる信頼感のプルームシリーズ
少し尖った言い方をすればJTといえばマイセン(マイルドセブンで現メビウス)、そしてマイセンといえば日本人の味覚にあったタバコ... 若いときはマルボロやらなんやらとカッコつける要素があるものの結局行きつく先はマイセン。
それは世の中のオッサン喫煙者を見ればわりと納得出来る話ではないでしょうか。
かくいう私も40代のオッサンでして長いこと紙巻タバコのマイセン一筋でした。
それが変わり始めたのが加熱式電子タバコ「アイコス」を手にしてから。
世の中の喫煙者に対する目が厳しくなり、これはまずいぞ...の考えも含めてアイコスに切り替えました。
しかしアイコスとは色々と問題のある製品、とくに初代のアイコスで嫌な思いをした経験がある方は多いでしょう。
そこから遅れて登場したのがグロー、私はネオスティック(グロー専用のタバコスティック)が安いこともあってすぐにグローに飛びつきましたが2018年のタバコ増税によりグローは安いタバコではなくなってしまいました。
この時にJTが発売していた加熱式電子タバコはプルームテックのみ、そしてプルームテックは発売時に購入したけど直ぐに紛失...新しく購入しようか迷いましたがその時はキック感がイマイチとのことからプルームテックからは完全に離れました。
しかし新たにプルームシリーズを全て試した結果、プルームテックにはフルーツ系のフレーバーが多く発売されておりバラエティ豊かな加熱式電子タバコへと変貌。これは十分におすすめできる製品と考え方も変わりました。
そして2019年1月29日に新発売となったプルームテックプラスとプルーム・エス...
私の率直な気持ちは「待っていました!」になります。
何といっても製造発売元はJT、ニコチン中毒な私のこれまでの人生を注ぎ込んだ愛すべきマイセンのJTが発売する本格的な加熱式電子タバコです。
アイコス・グローとは違ってJTならば...といった安心感、日本人好みの味を知ってるJT...
プルームテック・プルームテックプラス・プルームSにはそんな想いが込められた加熱式電子タバコだと私は考えています。
因みに私はアイコス・グロー・プルームといった加熱式電子タバコ以外にもヴェポライザーといったタバコ代を激減させるコスパ力の加熱式電子タバコも複数台所有する超ヘビースモーカーです。
気になる方は下リンク記事も参考にどうぞ。
メンソールが強烈なキック感の「プルームS」、タバコ葉のうまみも充実!
2019年1月現在においてJTが発売するプルームSのタバコスティックは全3種類、メビウス銘柄でレギュラーテイスト、メンソール、メンソールクールエフェクトになります。
プルーム・エスで喫煙をするには3種のどれかのタバコスティックが必要になります。
3種のタバコスティックで最もキック感が強いものがメンソール、次にメンソールクールエフェクト。
プルーム・エスが初めての方は最もマイセン味に近いと思われるレギュラーを選びがち、もちろんキック感が得られるタバコスティックですがキック感を得られる回数が最も少ないのがレギュラー、キック感ゼロの吸い心地が発生してしまうのです。
またJTは公式には言っていないもののプルーム・エスは一度使用したタバコスティックがもう一度吸えてしまうといった裏ワザ的な喫煙が可能です。
つまり一本のタバコスティックで2本分ぐらいの喫煙が出来てしまうのがプルーム・エス、これは喫煙者にとって嬉しいことでタバコ代の節約にもなる加熱式電子タバコです。
しかし使用済のタバコスティックで2回目の使用の場合、キック感や喫味で満足のゆく喫煙が可能なタバコスティックはメンソールとメンソールクールエフェクトのみ、レギュラーを2回目に使用するとキック感スカスカで煙を吸って吐いているだけの行為になります。
プルーム・エスは高温加熱型の加熱式電子タバコなのでライバルのアイコス、グローと基本的な構造は同じ。
アイコス・グローを使った事がある方であれば問題なく移行できる加熱式電子タバコ、という事でライターで火をつけて吸う紙巻タバコと同じような喫味とキック感を得られるといった特徴があります。
タバコ葉のうまみをじっくりと味わう加熱式電子タバコならプルーム・エスが良いでしょう。
プルーム・エスで喫煙行う場合はプルームS本体、ACアダプター、USBケーブル、タバコスティックの4つを携帯する必要があります。
ライターさえ持っていればOKの紙巻タバコよりは持ち物が増えていましますね。
加熱式電子タバコと言えばアイコスの「ポップコーンのような、焼いものよな臭い」が有名でしょう、それは臭いの少ないプルーム・エスも高温加熱型の加熱式電子タバコなので臭いはします。
ではプルーム・エスの臭いとはどんな臭いか?となると甘さのある優しいポップコーンの臭い、少なくともアイコスのような嫌な臭いではありません。
パワフルなキック感とタバコを吸った...がバレないレベルの臭い「プルームテックプラス」
2019年2月現在においてプルームテックプラスのタバコカプセル&カートリッジは全4種類が発売、メビウスブランドで「マイルドブレンド」「ローストブレンド」「コールドミント」「クリアミント」になります。
プルームテックプラスは低温加熱型の加熱式電子タバコでプルーム・エス、アイコス、グローとは異なる方式の加熱式電子タバコ、基本的な構造はタバコカプセルとリキッドの入ったカートリッジを組み合わせての喫煙です。
ではキック感はどうか?となると紙巻タバコのようにしっかりとキック感が得られます。
しかも臭いが皆無なレベルなので例えば自動車の中で同乗者にプルームテックプラスを吸ってるシーンや吐き出す蒸気を見られなければ喫煙している事がバレないレベルの臭わなさ!
という事で「タバコやめた、禁煙!」と宣言してしまったものの実は...といった方や自宅は禁煙だけれども...といった方にはとても助かる加熱式電子タバコ、それもプルームテックプラスの醍醐味の一つです。
プルームテックプラスってタバコカプセルとカートリッジの両方を買わなければならないの?それってタバコ代がけっこうかかるんじゃ...と初めての人は思いがち、でも大丈夫。
プルームテックプラス専用のタバコカプセルとカートリッジは一箱に付きタバコカプセル5個、カートリッジ1個の状態で販売されています。
そして一箱で250パフ(250回吸える)ようになっているので紙巻タバコよりも一箱単位の喫煙回数は多め。
※通常のライターで火を付けて喫煙する紙巻タバコは一本につき7回前後の吸いしか出来ません。(ロングタイプを除く)
しかもプルームテックプラスはカートリッジにリキッドが残っている状態であれば一度使い終ったタバコカプセル(50パフ)を再利用状態が可能、もちろんキック感もしっかりとある状態で!
吸い方にもよりますが一箱で350~500パフぐらいはキック感を得られながら吸えてしまうのです。
紙巻タバコが一箱で140~180回の吸い回数と考えるとプルームテックプラスは一箱で2倍前後の喫煙が可能、これはタバコ代の節約面でも効果ありです。
プルームテックプラスは本体、タバコカプセル、カートリッジで構成される加熱式電子タバコ、実際に持ち歩く時は組み立てた状態のままなのでバラす必要はありません。
タバコカプセルが50パフで終了のサインがでたら次のタバコカプセルを差し込むだけ、後はリキッドの減り具合を確認しつつ喫煙するだけ。
タバコカプセルが残り3個になったらその3個は捨てずに再利用...みたいな喫煙方法がおすすめ、経済的です。
プルームテックプラスについて更に詳しい使い方やタバコカプセルの喫味・キック感等の情報を知りたい方は下リンク記事を参考にどうぞ。
プルームテックプラスの購入を検討している方にむけて徹底的に解説しています。
豊富なフルーツ系フレーバーの喫味が楽しめる「プルームテック」
加熱式電子タバコでは後発もあってかアイコス、グローの勢いに押された感があり街でもあまり見かけないプルームテック、
とくに初心者には「分かりにくい」といった構造もあったのでしょうか、世間の評価としてはイマイチな加熱式電子タバコと思います。
私もプルームテックは一度購入したものの直ぐに紛失、かなりの期間プルームテックから離れていました。
そして今回新型であるプルームテックプラスとプルーム・エスのレビュー記事を書くにあたってもう一度プルームテックを試すことに。するとこんなに多くのフレーバーがあったっけ?と思うほど種類が多い...その数なんと8種類も!
※プルームテック銘柄は季節限定銘柄もあり
全種類のタバコカプセル&カートリッジを試したところ、フルーツ系フレーバーの喫味がとても美味い... それでいてプルームテックプラスには劣るものの喫煙には十分なキック感が得られる加熱式電子タバコと再認識。
プルームテックは今後フルーツ系のフレーバーな方向に進んでゆくと思われ、それはプルーム・エスやプルームテックプラスとは違った方向性の加熱式電子タバコになるのでは?と予測しています。
因みにフルーツ系フレーバーのタバコはライターで火をつけて吸う紙巻タバコ喫煙者には馴染みが少ないものでしょう、フルーツ系の喫味となるとヴェポライザーによるシャグ喫煙、しかし加熱式電子タバコ初心者や手巻き専用のタバコ葉「シャグ」初心者にとってはヴェポライザーのハードルはそれなりに高いというもの、一般的にはプロの喫煙者な評価だと思います。
- そんなプロの喫煙まではチョット...
- でもフルーツ系のタバコは気になる...
- ゆくゆくはヴェポライザーを...
なんて方にはプルームテックはおすすめの加熱式電子タバコ、本体価格も安いので気軽に購入できるはずです。
プルームテックはどれが本体?といった初心者には分かりにくい構造であるのもアイコス・グローの持つ加熱式電子タバコシェアへ食い込めなかった原因のひとつではないかと思っています。
基本的にバッテリーに別売りのカートリッジ&タバコカプセル(一箱につきカプセル5個カートリッジ一本)を組み合わせての喫煙、そしてバッテリーの充電は専用USBチャージャーに接続して行う...
といった加熱式電子タバコでは少し特殊な使用方法と構造になります。
※プルームテックは新バージョン1.5が発売、外観は全く変わらず少しだけ性能がUP!
一箱に一本入っているカートリッジが金属製、しかも使い切りなのも面白いものがありますね、この辺もプロっぽさを感じられます。
プルームテックもプラス同様に全く臭わない加熱式電子タバコ、しかも本体はボールペンと変わりない大きさと太さで電源ボタンが存在しません(吸い込んでる時だけ電源が入る仕組み)
という事でプルームテックプラス同様にタバコを吸ったがバレない加熱式電子タバコ、ならばチューブを装着して様々な喫煙環境に対応する...
やはり「禁煙宣言」をされた方だけど実は...のような人が隠れて吸うにはとても良い構造なのです。
自分に合ったJTのプルームはどれか?
JTからラインアップされている3種類の加熱式電子タバコを簡単に紹介しました。
プルームテックとプルームテックプラスは構造は同じですがキック感やフレーバーの種類に差がある、プルーム・エスはアイコス・グローの良いとこ取りな加熱式電子タバコです。
タバコの臭いについて色々とお考えの方はプルームテックかプルームテックプラス、ガツンとしたキック感を味わいたいのであればプルーム・エスと考えての購入が良いでしょう。
私としてはプルームテックかプラスのどちらか一台、もう一台にプルーム・エスが良いのではないかと考えています。
自分のライフスタイルに合わせた加熱式電子タバコを...
JTが発売するプルームシリーズは喫煙者に新しい価値観と喫煙状況を生み出す加熱式電子タバコと言っても過言ではないでしょう。