ミルフモ

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上級者向けのハイエンド高級ヴェポライザー「ZEUS ARC GT」

新モデル「ZEUS ARC GTS」が登場しました。

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第4の加熱式電子タバコとして人気・注目のヴェポライザーは価格や加熱方式やバッテリー等、様々な機種が存在しています。

では高価なヴェポライザーでは何が違うのか?やはり喫味が違うのか?メンテナンス性が違うのか?

今回レビューするヴェポライザーはドイツのハイエンドヴェポライザーである「ZEUS ARC GT」(ゼウスアークジーティー)、税込29800円のヴェポライザーとなれば高級品といっても過言ではありません。

じゃぁZEUS ARC GTはお金持ちの人におすすめのヴェポライザー...という事ではありません。

ZEUS ARC GTは上級者向けのヴェポライザー、お金があるから一番いいヤツ買ったるわ!なんて気持ちでヴェポライザー初心者が購入すると上手く使いこなせない可能性があります。

という事で当記事はヴェポライザー初心者向けの記事ではありません、これから初めてヴェポライザーを購入してみたい...と検討中の方はシーベイパー3.0かXMAX AVANTをおすすめします。

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ヴェポライザーは基本的に一台所有で何の問題もありません。

しかし機種により喫味やキック感が異なる、メンテナンス性やバッテリーの性能等もあるので2台、3台と購入してしまう人もいるはず。

では何故2つも3つもヴェポライザーが購入出来るか?となると市販の紙巻タバコ及びアイコス・グローに比べてタバコ代が1/4~1/5程度ですむから。ハッキリ言ってヴェポライザー喫煙に変更するだけで月に1万円はタバコ代が節約可能です。

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因みに2019年2月時点で私の所有するヴェポライザーはZEUS ARC GTを含めて6台、そしてヴェポライザーユーザーになってから半年、それまではアイコス・グローユーザーで1日2箱ペースのヘビースモーカーでした。

今ではタバコ代が安いのをいいことに一日3箱は吸ってるんじゃないか?ぐらいのヘビースモーカーすぎる状態になっております。

それではZEUS ARC GTがどのようなヴェポライザーなのか、詳しく解説していきましょう!

※未成年者の喫煙は、健康に対する悪影響やたばこへの依存をより強めます。周りの人から勧められても決して吸ってはいけません。

ZEUS ARC GT(ゼウスアークジーティー)の内容物

ZEUS ARC GTの箱画像

ZEUS ARC GTの箱

さすがハイエンドモデルのヴェポライザー、ZEUS ARC GTは箱からして高級かつ堅牢な強度、しかしヴェポライザーにしてはかなりの大きさの箱になります。

ZEUS ARC GT

私が所有するどのヴェポライザーの箱よりも大きい、またアイコス・グローの箱よりも大きい...やはり29800万円(税込)のヴェポライザーですからね、これぐらいの高級感は当たり前かもしれません。

ZEUS ARC GTの箱

箱を開けると「COMPLETE YOUR ARSENAL」の文字

アーセナルを直訳すると武器とか兵器のような意味... 学の無い私には意味が分かりませんが凄くて完璧なヴェポライザーのような雰囲気なのだと思います。

アーセナルの紙をどかすとZEUS ARC GT本体が出現!

ハイエンドヴェポライザーのわりに安っぽいな...と思ったら本体がしっかりとビニールで覆われている状態なだけでした。

ということでいきなりビニールを剥がす!

ZEUS ARC GT本体ビニールを剥がす

ZEUS ARC GT本体ビニールを剥がす

ビニールを剥がすと高級感が隠しきれない金属製のボディが出現、アルミニウム(アルマイト処理)の黒マットボディな美しい本体。

ZEUS ARC GT(ゼウス アーク ジーティー)本体

ZEUS ARC GT(ゼウス アーク ジーティー)本体

本体下部に小さく書かれた「ENGINEERED IN GERMANY」の文字、グーグル翻訳すると「ドイツで設計された」となっています...かっこいい!

ZEUS ARC GT(ゼウスアークジーティー)公式サイトでの購入はこちら

(6か月代理店保証付き)ZEUS ARC GT ハイエンドヴェポライザー スターターキット

ZEUS ARC GTの付属品

重厚な箱からZEUS ARC GT本体を取り出すと底には付属品とかなり巨大な説明書(全部英語)が完璧サイズで梱包されています。

ZEUS ARC GTの付属品

ZEUS ARC GTの付属品

ちょっと見慣れない物やククリーニングキット、更に高そうな紐的なものが...

さっそく取り出して確認!

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  • グラススペーサー
  • クリーナー
  • 清掃スティック
  • シンクツール

英語だらけの説明書を適当に解読するとグラススペーサーは水を通して喫煙するシーシャにZEUS ARC GTを接続する時に使用するスペーサー、そしてキット本体にはシーシャ接続用のパーツ「アイスボーンアダプター」(ICE BORN ADAPTER)は含まれていません。

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しかし販売元のヴェポライザー専門ショッピングサイト【VAPONAVI】を確認すると「zeus 専用 Waterpipe Adapter バブラー用トップキャップ」が980円で発売されているので気なる方はZEUS ARC GTと同時に購入してみるのも面白いかもしれませんね。

付属の充電用USBケーブルが凄い

ZEUS ARC GTの内容物で驚いたのが付属の充電用USBケーブル、なんとZEUSのロゴが入っているといった徹底っぷり!

ZEUS ARC GTのロゴ入りUSB充電ケーブル

ZEUS ARC GTのロゴ入りUSB充電ケーブル

ヴェポライザーの付属品でここまでする必要があるのか?と言わんばかりのユーザー満足度、凄いとしか言いようがない。

 ZEUS ARC GTの本体詳細

ZEUS ARC GTが何となく凄そうなヴェポライザーであることは分かった、では本体の作りはどうなの?と考えるのが普通でしょう、なんたって29800円(税込)もするハイエンドヴェポライザーなのだから購入前にじっくりとレビュー記事を見るのは当たり前です。

という事で先ずはZEUS ARC GTの大きさ比率から

ZEUS ARC GTマルボロ比の画像

ZEUS ARC GTマルボロ比

本体の高さは紙巻タバコのマルボロソフトケースと変わりなし、横幅は小さめ。

  • サイズ:H:87mm×D:42mm×W:22.5mm
  • 重量:126g
  • タイプ (方式):コンダクション
  • 温度設定範囲:205℃、215℃、225℃
  • バッテリー容量 : 3500mAh
  • 材質:アルミニウム(アルマイト処理)
  • カラー:マットブラック

コンパクトな大きさなので持ち運びでも使い安そうなZEUS、ただし実際に使ってみた感想だとZEUS ARC GTは自宅でゆっくりと使いたいヴェポライザーといったところです。(私が貧乏性なのでボディを傷つけたくないってのもある)

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側面にはゴールドの「GT」、高級感が漂いつつも嫌味なデザインではありませんね。ドイツって自動車もセンスが良くて細かい部分の作りもよいけどヴェポライザーも同じなのね...スゲー!

ZEUS ARC GT本体上部の画像

「あれ?このヴェポライザーはどこから吸うの?」と思った人もいるはず、なんとZEUS ARC GTは本体上部にある隙間から吸うといったスマートすぎる構造となっております。

ZEUS ARC GT本体下部の画像

ZEUS ARC GT本体下部

本体下部も通常のヴェポライザーとは全然違う作り、そもそも充電するためのUSB口がないじゃないか...ってご安心を、ZEUS ARC GTはその辺もユーザーの利便性を考えて完璧に設計されています。

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背面の黒いパーツが磁石で本体にくっついています。

この黒いパーツを外せばUSB口が見える、しかもこの黒いパーツはパッキンツールとしてシャグの取り出しにも使えるといった優れもの。

マウスピースが凄い構造!

何度も驚かされているZEUS ARC GT、しかし凄いのはここから。

通常のヴェポライザーとは全く違う構造のマウスピースとなっておりこれがドイツの発想力と技術力か...と驚かされるばかりなのです。

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本体上部のゴム、ペロっとめくれるマウスピース。

軟らかい素材で口あたりもとても良い作り。通常のヴェポライザーユーザーならば「何これ?」と言わんばかりですね。

ZEUS ARC GTのマウスピース背面画像

ZEUS ARC GTのマウスピース背面

はい、出ましたね、何が何だか分からないけど凄そうな構造のマウスピースが。

実際にZEUS ARC GTのマウスピースは凄いのなんのって...これがハイエンドヴェポライザーか!と納得の構造となっております。

ZEUS ARC GTのマウスピース金パーツ

ZEUS ARC GTのマウスピース金パーツ

ZEUS ARC GTの購入を検討している方で気になっている部分がマウスピースの金パーツのはずです。

これはスルッと簡単に抜ける構造の金パーツ。

この金パーツの役割は加熱チャンバー室で熱せられた蒸気から吸い込み口までのエアパスに熱伝導率の高い金メッキを施すことで蒸気を素早くムラなく熱することができ、唇に当たる前に蒸気から熱を取り除くことを可能としています。

ヴェポライザーとは慣れていない初心者だと吸い始めの蒸気で下や唇を火傷する場合がある加熱式電子タバコ、それを防ぐ構造がマウスピース内にあるのもハイエンドヴェポライザーならではでしょう。

ZEUS ARC GTの電源ボタンはどこ?

ヴェポライザーならば通常はボタンが本体の分かりやすい場所にある、しかしZEUS ARC GTにはそれらしきボタンが存在しない... ってこれまた大丈夫、センスの良さや構造の凄さしか感じられません。

ZEUS ARC GTの電源ボタン

ZEUS ARC GTの電源ボタン

赤丸で囲っている部分がZEUS ARC GTの電源ボタン、しかしヴェポライザーユーザーなら分かりますよね、「オイオイ、これじゃ電源を入れてからマウスピースを被せるってんかい?」といった素朴な疑問。

しかしそうではない、マウスピースに埋め込まれたマグネット式のボッチで電源を押し込む構造なのです。

これはヴェポライザー初心者にはちょっと分かりにくい構造かもしれません。

しかしヴェポライザーに慣れている方であれば「うぉぉ!すげぇ!」となる構造。

このような特殊な構造ゆえZEUS ARC GTは本体からマウスピースが飛び出しているような形ではなくスッキリとしたデザインとなっているのです。

やっぱ高価なヴェポライザーだけあるわ...

エアの取込口から加熱チャンバー室まで1直線かつチャンバー底部が外せる!

ZEUS ARC GTの凄さはまだまだ終わりません、なんと加熱式電子タバコグローのようにエアの取り込み口(エアフローホール)から加熱チャンバーが一直線でしかも底部が外せる構造なので棒の貫通が可能!

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こちらが付属品の棒、最初はこれが何の為に付属しているのか不明すぎました。

この棒は底面のエアフローホールに差し込んでコンコンと突いて使用します。

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すると加熱チャンバー室の底部にある金属たわしのようなパーツ(フィルター)と穴の開いた金属バーツが押し出されます。

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この2つのパーツでタバコ葉がエアフローホールに落下するのを防いでいるわけ、そしてこのパーツが取れることの意味は貫通!

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このような構造のヴェポライザーがあるとは驚きすぎる!

ヴェポライザーとは加熱チャンバーからエアフローホールまでの掃除難しいのが現状、しかしグローのように貫通が可能となれば徹底的なクリーニングが出来るのです。

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ヴェポライザーはタバコ葉を加熱チャンバー室に入れての使用が多い加熱式電子タバコ喫煙具、どうしても汚れが細部に付着します。

そして汚れが付着すると喫味に影響が出る、とくに香りや味が重要なフルーツ系のシャグを吸う場合は前に吸っていたシャグの匂いがヴェポライザー内部についていると喫味が落ち着くまで時間がかかるというもの。

それがここまで徹底的に分解掃除が可能な構造ともなればユーザーにとって嬉しい限りです。

何度も言いますがZEUS ARC GTはやっぱ高いだけあるわ...!が正直な感想ですね。

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本体を振ると電池残量が分かる?

ZEUS ARC GTにはヴェポライザーなのにモーションセンサーが内蔵されている...といった「え?それ何につかうの?」としか思えない機能があります。

では内臓されたモーションセンサーは何に使うのか...その答えはLEDで電池残量を表示するため、電源が入った状態で本体を振ると残り電池残量が分かるといったスゲー仕組み!

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この状態で本体を振ると電池の残り残量がLEDの赤で三段階表示。

上級者向けのハイエンド高級ヴェポライザー「ZEUS ARC GT」

ZEUS ARC GTの詳しい内容をここまで書いてきました。

実際に使用した感想はマイルドでクリアな喫味、キック感はシャグによって異なる...といったところです。

ZEUS ARC GTの吸い方はヴェポライザー上級者向けのハイエンドモデルだけあって通常のヴェポライザーと同様に説明出来ない部分があります。

 

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ZEUS ARC GT(ゼウスアークジーティー)公式サイトでの購入はこちら

(6か月代理店保証付き)ZEUS ARC GT ハイエンドヴェポライザー スターターキット

 

「ZEUS ARC GT ハイエンドヴェポライザー」の上手な吸い方

実際にZEUS ARC GTで喫煙(シャグのみ)はどうなのか?喫味は?キック感は?といった疑問があるはず...とくに購入前の方は3万円近い価格のヴェポライザーなのでその辺のレビューはどうして知りたいはずだし知るべきだと思います。

ということでZEUS ARC GTの多様な吸い方、喫煙のテクニック、合うシャグ等を詳しく解説してきましょう!

ZEUS ARC GTは10分間で自動電源OFF、つまり10分も吸えるヴェポライザー 

通常ヴェポライザーとは3分前後の喫煙が可能な加熱式電子タバコ喫煙具、しかしZEUS ARC GTは10分も喫煙が可能なヴェポライザーになります。

この「10分」といった時間をどう考えるか?でZEUS ARC GTの使い方や喫煙方法が変わってくるといっても過言ではありません。

パソコン作業やゲームをしながらのような状況で10分かけてゆっくりと喫煙するもよし、10回ほど喫煙したら電源を落としてもよし、

呼吸をするように直接肺に入れるもよし、口に一旦溜めてから一気に吸いこむもよし...

つまりはユーザーが吸い方を自分で決めれるといった自由度の高いヴェポライザー、それがZEUS ARC GTを使用しまくった感想になります。

これは私の所有する他ヴェポライザーでは出来ない事、アイコス・グローでも出来ません。

しかしZEUS ARC GTはその自由度の高さからどうやって活用するのが最も良いのか?といった問題が出てくるというもの。

私なりに色々と試した結果も含めて参考にして頂ければと思います。

ZEUS ARC GTの基本的な使用方法

ZEUS ARC GTはハイエンドのヴェポライザー、シャグ喫煙のみで解説していきましょう。

先ずはマウスピースを外して加熱チャンバー室にシャグを詰めます。

ZEUS ARC GTにシャグを詰めた状態

ZEUS ARC GTにシャグを詰めた状態

ZEUS ARC GTの加熱チャンバー室は円形ではなく四角形、また加熱チャンバー室の容量も少し大き目に出来ています。つまり多くのシャグを詰めこむ事が可能。

  • 蓋を開けチャンバーにシャグを適量詰める。
  • 電源ボタン長押しで電源ON
  • 温度の変更は電源ボタンclick(low205℃-middle215℃-high225℃)ヒートアップ完了はインジケーターが青から緑に点灯しバイブレーションにてお知らせ
  • 10分間で自動電源OFF(セッション中はいつでも電源ボタン長押しで電源OFF可能)
  • 喫煙終了後は本体付属のピッキングツールを使いタバコ葉を取り出す

ここまでは通常のヴェポライザーと変わりない使い方ですね、しかしZEUS ARC GTは吸い込み口が少々特殊な形状。

本体上部のマウスピースの隙間から吸いこむ方式になります。

ZEUS ARC GTの吸い込み口

ZEUS ARC GTの吸い込み口

画像の赤丸部に唇を直接あてて喫煙を行います。

これはマウスピースの機能性やデザイン性によるところ、そしてポイントはゆっくり吸うほうが良いといったところ。

上手な吸い方のテクニックは吸いこんだ際に口の中で蒸気をあてる部分を作らないほうが美味い場合があります(シャグによる)

ヴェポライザーに慣れている方は吸いこんだ蒸気をあてる場所を舌先にするか、舌中央にするか、舌に裏側に貯めるか、それとも舌にあてないか....といった方法をマスターしているはずです。

というのもZEUS ARC GTはシャグの繊細でクリアな味が感じられるヴェポライザー、一旦口に溜めてから一気に吸いこむ場合ほど舌に蒸気を当てないほうが美味く感じられました。

フルーツ系のシャグ、例えばコルツライチなどはこの吸い方が良いのではないかと思いますし、ZEUS ARC GTはフルーツ系のシャグが合うヴェポライザーとの評判です。

ZEUS ARC GTのシャグ吸い殻画像

ZEUS ARC GTのシャグ吸い殻

こちらがコルツライチの吸い殻画像。

ヴェポライザーユーザーなら気になるシャグポンは詰めたシャグ量が多いとシャグポンする場合がある、少ないシャグ量だとかき出す必要があるといったところ。

全体的なシャグポン成功率は低めです。

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ティッシュペーパーを常に用意しておこう

ヴェポライザーユーザーなら喫煙後にティッシュペーパーが欲しくなるのは分かる話、外での喫煙後にティッシュはチョット...なので拭ける時に拭いておくのが普通ではないかと思います。

それはZEUS ARC GTも同じですが、ZEUS ARC GTは使用後とくにティッシュペーパーで拭きたくなる構造です。

シャグ喫煙後のZEUS ARC GTマウスピース画像

シャグ喫煙後のZEUS ARC GTマウスピース

ティッシュでサッと拭きたくなる部分は葉が詰まった金のフィルターでしょうか、しかしZEUS ARC GT喫煙後のマウスピースで最も拭きたくなる部分はここじゃない、蒸気が通る金メッキパーツなのです。

喫煙後に蒸気の通り道である金メッキパーツをスルっと抜くと水滴とシャグのカス、これはティッシュで拭き取りたくなります。

普通のヴェポライザーも喫煙後のマウスピースには水滴やヤニ汁やカスが付着しますね、それをティッシュでささっと拭き取るのだけれどZEUS ARC GTの場合は金メッキパーツに汚れがまとめて乗っかるような感じ、

一服後の金メッキパーツをティッシュ拭き取りするだけでかなり汚れが気にならなくなるような構造....やはり高価でハイエンドなヴェポライザーだけあるといった感想です。

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満足のゆく10分間の喫煙が可能かどうか?

さてZEUS ARC GTで喫煙するにあたってここが一番のポイント、ようは一回詰めたシャグで10分間全てにキック感を感じられるか?となると、それは「吸い方による」が答えになります。

例えばZEUS ARC GTにシャグをパンパンに詰めての喫煙、一旦口に溜めてから一気に吸うといった喫煙方法(ヴェポライザーも加熱式電子タバコはこの吸い方が基本)の場合、キック感が得られる吸い回数は10~13回ぐらいになります。

この10~13回のキック感を3分程度で味わってしまうのか、それとも10分かけてゆっくり味わうのか?で吸い方の好みが分かれるはずでしょう。

では3分程度で10~13回のキック感を味わった後、残りの7分間はどうなのか?と聞かれれば一旦口に溜めてから吸いではキック感は極小。

しかしフルーツ系のシャグの場合は残り7分間でシャグの香りや味を楽しむといった吸い方も可能。

しかしキック感が無くなった状態からキック感を得られる吸い方があります。それが呼吸するように直接肺に吸いこむ方法。

直接肺に吸いこむ場合は蒸気を舌に当てずに喉へ当てる

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ヴェポライザーに関わらず加熱式電子タバコ喫煙は一旦口に溜めてから吸いが基本、とくにアイコス・グローは一旦口に溜めてから吸いでないとキック感を上手に得られません。

しかしZEUS ARC GTは蒸気がマウスピース内の金メッキを通すからでしょうか、なんと呼吸のように直接肺に蒸気を吸いこんでもキック感が得られるヴェポライザーでした。

これはそこそこきついキック感の紙巻タバコでないと難しい吸い方、それがZEUS ARC GTならば可能なのです。

つまりZEUS ARC GTは一旦口に溜めてから吸いと直接肺吸いの両方が可能なヴェポライザー!

始めの10~13回の吸いはマイルドなキック感と雑味のない完璧な喫味を味わう、キック感がなくなってきたと感じたら直接肺吸いで軟らかく弱いキック感とフルーツの味を喉で味わうといった吸い方が可能。

こんな吸い方は他のヴェポライザーではそうそう出来るものではないでしょう。

私はフルーツ系シャグの場合は一旦口に溜めてから吸いを行い、キック感が弱まったら直接肺吸いに切り替え、味が無くなった時点で電源OFFにしています。

滝登りり後の吸い込みもキック感あり

ZEUS ARC GTのシャグ喫煙方法においてもう一つ特筆すべきがヴェポライザーなのに滝登り後の吸い込みでキック感がある!になります。

滝登りとは紙巻タバコにおけるテクニックのひとつ、一旦口に溜めた煙を吸い込まずに口を半開きにして出てきた煙を鼻で吸いこむといった技です。

この滝登りによりタバコの味や香りを鼻で軽く楽しみつつ一気に口で吸いこんで弱めだけれどキック感も味わってしまおう...といった喫煙テクニック、

喉・鼻・口を上手にコントロールする必要があるために紙巻タバコでも練習しないとキック感を得られないテクニックです。

そしてZEUS ARC GTは例えばフルーツ系のシャグを滝登りで香りを味わう、一気に吸いこんでキック感と味を味わうといった喫煙方法が可能といった驚きのヴェポライザーでした。

この滝登りはアイコス・グローでは不可能というよりもキック感がゼロになるし香りも不味いので無意味な行為。

また私の所有する他のヴェポライザーでもキック感はあるけどフルーツ系の香りまでは難し行為です。

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ZEUS ARC GTはハイエンドだから滝登りまで可能なの?については分かりません、しかしこれには正直驚かされました。

通常の口に一旦溜めてから吸いで10~13回のキック感を味わった後、滝登りでフルーツ系シャグの香りを楽しみまくるといった吸い方も面白いです。(その場合はキック感なし)

吸い方の自由度が高すぎるハイエンドヴェポライザー、それが「ZEUS ARC GT」

ZEUS ARC GTにはフルーツ系シャグが合うという事でコルツライチを強烈に試しましたが他のシャグでもマイルドなキック感と雑味の無い完璧な喫味を楽しめるのもZEUS ARC GT、

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とくに私の大好きな強キック感のシャグ「アンバーリーフ」の黄色はマイルドなのに突き刺さるようなキック感...凄いです。

ヴェポライザーとは加熱式電子タバコなのにどんなタバコ葉も吸えてしまうといった自由度の高い電子喫煙具、これだけでもアイコス・グローよりも喫煙の幅が広がります。

そんな自由度の高いヴェポライザーの中でも更に吸い方までをもユーザー好みにできるヴェポライザーはそれほど多くは存在しないでしょう。やはりハイエンドヴェポライザーだからこそ可能なのでは?と思っています。

新モデル「ZEUS ARC GTS」が登場しました。